「減糖」のこころがけ【1期】

現代の食環境ではあらゆる食品に「砂糖」が含まれております。
スイーツを食べていないのに、私たちは砂糖を摂りすぎているのが状況です。
「砂糖を摂りすぎないようにしましょう」ということは結構昔から言われていることではありますが、どうしたら砂糖を減らせるのかはきちんと説明されていませんでした。
方法が分からないのですから、いつまでたっても砂糖を減らす生活はできなかったのです。
小紺さんは、現代に必要なことは減塩だけでなく「減糖」であると言います。
今回の料理教室では、砂糖のある食環境、砂糖の作用等を知ったうえで、段階を踏んで減糖する方法を教わりました。

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減糖に役立つのは「発酵食」。
発酵系甘味料の甘酒や本みりん、米飴を使って、ノンシュガー料理を実習しました。

<本日のメニュー>

  • 麹巻きずし
  • きんぴらごぼう
  • 甘酒フルーツパウンドケーキ
  • 甘酒アイス
  • 米蜜レモネード

料理に使用する塩麹、醤油麹、甘酒は、ヤマト醤油味噌の「塩糀」、「醤糀」、「玄米甘酒」「白米甘酒」。
本みりんは、福光屋の「福みりん」。梅干しは、四十萬谷本舗の「梅干し」。米酢は、高野酢の「純米酢」。
ご飯は、六星の「減農薬コシヒカリ米」を使っています。

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教わった発酵系の基本調味料は「糀酢」。
酢と麹を合わせて寝かせただけ!
これがおいしい寿司飯を作るんです。
砂糖は?
いりません!

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発酵食大学のカリキュラムも、5月、6月の「3学期」は、発酵調味料を活用して応用していく仕上げのコースとなります。
学生同士すっかり打ち解けています。

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巻き寿司をこの日初めて作った人たちが数名いらっしゃいました。
「巻き寿司といったら、運動会のお弁当でしょ~!」
と、おふくろさん世代の学生が大はりきりです。
叱咤激励で巻き寿司の教え合い!

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砂糖がたっぷり使われているスイーツも、友達とわいわい楽しく食べることでお腹だけでなく、心も満たされるものです。
なかなか砂糖を摂らないわけにはいかない現代ですが、「減糖ステップ」を踏んで、体と心が喜ぶ食環境を目指したいものです。

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