炊飯器におまかせ! 塩糀のシンガポールライス【武蔵小杉9期】

こんにちは。発酵食大学 武蔵小杉校講師の堀です。
武蔵小杉校は今回で9期を迎えました。
毎回、さまざまな方が発酵に興味をもっていただき、貴重な時間をさいて足を運んでくださることに感謝しております。

「発酵」は、日本の食文化の基本であり、原点でもあります。
発酵食を普段の食生活に取り入れることで、基本の食事の価値観が変わります。
食は本来ならば楽しいものであるはずなので、忙しい現代人はなんとかしてやりすごす方法に目がいきがちです。
本来、発酵はスローライフの延長にあるものですが、実は忙しい現代人の食生活の味方にもなります。
上手に取り入れるためには、その取り入れ方を知る必要があります。

発酵食大学では手軽にできる取り入れ方や、アイディアをカリキュラムを通じてお伝えしていきます。
今回の第1回目の講座テーマ「発酵と糀の基本」。
ブームとなった塩糀も、今では「ご無沙汰調味料」なんて言われてしまっていますが、いえいえそんなことはありません!
ブームで終わらせてしまうなんてもったいない!
塩糀は使い方さえ知っていれば、なくてはならない調味料になります。
そのためには基本を押さえることが重要になります。
使い切るためのアイディアから、定番の調味料にするためにはどうしたらいいか。
雑誌やインターネットでは得られない発見がありますよ。

これまでに参加された方のご意見として、
「使い方を基本から実際に知りたかった」
という方も多数いらっしゃいます。
そんなご希望に応えちゃいますよ!

調理実習も実際に今日から取り入れられるメニューがたくさん。
しかも、道具も時間も少なく、材料もたくさんそろえる必要はありません。
スーパーで買うことができて、いつも冷蔵庫に入っているような食材であっという間にできる。
そんなレシピをお伝えしました。

<本日のメニューは>
・塩糀を使ったシンガポールチキンライス
・塩糀ドレッシングのサラダ
・トマトの塩糀スープ

私もお気に入りのおすすめメニューです。
シンガポールライスは炊飯器ひとつで主食、主菜、副菜がいっぺんにできあがるんです。
塩糀で下味をつけた鶏肉を米と一緒に炊飯器に入れるだけ。簡単で美味しいレシピなんですよ。
添えられているサツマイモも、炊飯器でご飯と一緒に炊いちゃっています。
参加者からも大好評。
塩糀を入れることで、食材のうま味を引き出して、ぐっと美味しくなります。
糀菌の酵素はお肉をやわらかくしてくれる作用があるので、鶏肉はパサつかず、しっとり。
鶏肉の旨味を吸い込んだご飯はたまりません。
チキンとご飯との相性抜群です!

次回はしょうゆ絞り体験。
できたてのしょうゆが味わえ、こちらもなかなかできない体験です。
金沢から特別講師としてヤマト醤油味噌の山本社長をお迎えします♪
私も楽しみにしていまーす!

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