京都校初!醤油絞り体験で生醤油を味わう【京都校6期】

こんにちは。京都校の川崎です。

今回のものしり博士は発酵食大学学長でありながら私もほぼ初対面(遠くからお見かけしたことあります!)。
醤油の5大産地・金沢大野から「ヤマト醤油味噌」の山本社長にお越しいただきました。




たくさんのお醤油と大きな樽を持ってきてくださったので準備している時間から教室中に良い香りが広がります。
お醤油はあまりにも身近すぎて種類や製法について考えたことがあまりないかもしれませんね。
今日は6種類のお醤油をテイスティング。
同じお醤油とは言え、それぞれ全く味が違います!

「このお醤油が好きー」

なんて声も飛び交います。

そういえば発酵食品か、としぼりたてのもろみを食べて実感したりして。

もろみを食べて「きゅうりくださーい」のお声も笑
そのもろみを絞るまでに樽の中でどんな菌が何を生み出し
この美しい琥珀の液体が出来上がるのか
発酵の神秘を山本社長からじっくりお聞かせいただきました。

生醤油・生味噌・どぶろく(生酒)は麹菌(カビ)・乳酸菌(細菌)・酵母菌の
発酵に関わる菌の全部入り!

お腹の中の善玉菌も大喜びです。
でも生ってどういうこと?
酵母菌の活動を抑えるための火入れをしていないものです。
火入れしていないお醤油って手に入りにくいのでは?
そう、売っているところもありますが
今日は持って来ましたよーーということで、あの大きな木樽に入ったものは生醤油だと分かり
「わーーい!」お醤油の回なのでお醤油だろうなぁとは思っていましたが
「生」とはなんと嬉しい!!



そうです、生醤油は味と香りが本当にフレッシュですごくみずみずしいのです!



そして発酵菌がフルメンバーで勢揃い。
まさにパーフェクトな発酵調味料ですね!
香りだけでもお届けしたいー。
1人1本づつ醤油搾り体験をして山本社長と「ハイ、ショー油」





ラベルもついてお持ち帰り嬉しいですね!
醤油しぼり体験の後みんなでそのお醤油を持ってお寿司屋さん行くのもいいですね。
京都校の皆さんだったら錦市場経由かなぁなどと思いながら。
山本社長にお話の続きを聞きに金沢まで行きたいと思った実り多い講義でした。

調理実習は
・出汁要らず、サバ缶で炊き込みご飯
・青椒肉絲
・いしるでお漬物


醤油糀の魅力とともにお伝えしました。

いつも必ずすぐに復習していますというお声を励みに、
簡単でおいしい発酵調味料の良さをお伝えできるメニューをお届けできるように頑張ります。

今日も「1家に1糀」「1日1糀」ありがとうございました。

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