青空の下で田植え体験!【2期】

前日までの不安定な天気はよそに、青空の広がる晴天!!
まさに田植え日和です!
発酵食大学で学ぶ発酵に欠かせない「米麹」の原料はお米。
今回はそのお米を生産している六星さんに伺いました。

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まずはオリエンテーション。六星さんってどんな会社?
ものしり博士・軽部社長、大上戸さんが説明してくださいます。

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毎日私たちが食べているお米を作っている、農家さんの平均年齢はなんと67歳!
高齢化は深刻な問題です。
その中で六星さんは、日本の食を守るため若い世代が農業に集い、
農業を通じて社会貢献できる事業をめざし米づくりを続けています。
今や石川を代表する農家として、商品・直営店にファンも多い元気いっぱいの六星さん。
素晴らしい企業理念があってこそと感動しました。
現在石川県内で約1,500枚の農地を請負い、お米を作り続けています。
その広さ東京ドーム約30個分!!!

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石川県で一番たくさんの餅を製造している餅工場の様子。
ここであのモチモチの美味しいお餅が作られているのですね(^^)
カビが発生しないように館内の菌数を抑える工夫がされていたり、何項目ものチェックリストで品質は徹底管理されています。

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ここ精米所でも衛生管理には最新の注意を払っています。
現代の食品流通における厳しい管理体制について、安心・安全な食品の提供のため、六星さんの日々のたゆまぬ企業努力を学びます。

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無農薬米の田植えの様子です。
稲作に雑草は天敵!紙製のロール状になったシートで物理的に雑草を抑えることで稲がしっかり成長するそうです。
コストと手間のかかる、無農薬米を適正に供給できるよう、試行錯誤しながら取り組まれているそうです。

このシートは1か月以上経つと溶けてなくなるそうです。
お米のみならず環境にも優しい!(^^)

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遠くに見えるのが、ライスセンター。
ここでは収穫した稲を乾燥させたり、精米したお米を貯蔵しています。
このライスセンター莫大なコストがかかるため、農家さんが自前でライスセンターを確保するのは困難です。
そのため、ほとんどの農家さんは自前のライスセンターがなく、農協へ出荷し生産だけ(1次産業)で終わりますが、六星さんはこのライスセンターを保有していることが、経営の強みなのですね。

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霊峰白山のふもと、豊かな雪どけ水をはこぶ手取川。
石川のおいしいお米や野菜たちはこの豊かな土壌で育まれているのですね。

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いよいよお待ちかね!田植えの始まりです^^
今回は「六星米こしひかり」を植えます。
農薬・化学肥料使用料が六星さんの比較で5割以上削減された「減農薬」で育つそうです!
最初は慣れない泥の感触におそるおそる・・・がすぐに楽しくなって、みんな「キャーキャー!」言っています!(^^)!
手元の苗がなくなったら「おかわりくださ~い!」と掛け声。
軽部社長が投げてくださる苗を、うまくキャッチしようと必死です^^;

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田んぼ一枚分の田植えが終了!体を動かした後はおなかペコペコです^^;
六星さんから美味しいおむすびの差し入れが!
気分はもうピクニックですね♪

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澄んだ青空の下、お米の美味しさとありがたみを感じた一日でした!

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