大学院3日め。オリジナル発酵食レシピでデモに挑戦【大学院3期】

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本日のメインは学生さんの調理デモンストレーションです。
これまでに教える伝えるポイントをしっかりつかんでいるか、が問われる大切な授業。
発酵食品を使って思い思いのレシピを披露します。
県立大学に1か月ぶりに顔を合わせたみなさん。
再開の喜びもそこそこに準備にとりかかります。

発表はくじ引きで決定♪
さぁ、15分の発表タイムのスタートです。
発酵食品を効果的に取り入れ、それをちゃんと伝えているか、味、見た目、栄養バランス、声の大きさや目線、話すスピードなど、さまざまな角度から評価されます。

2人のデモが終わるごとに仕上がった料理を試食します。

小紺先生の講評では、自分では気づけない細やかな点を指摘し、改良法を教えてくださいます。

発表は次々と進んでいきます。
緊張の面持ちだった学生さんの表情にも、少し笑顔が見えるようになってきました。
「目線をこちらに」「声がとおるように」などの講評も大いにヒントになっているようです♪

デモ発表ではお互いに評価し合うことによって、新たな発見や自分の改善点が見えてきます。

レシピ考案が真夏だったせいか、夏野菜を取り入れたスタミナレシピが目を引きました。

デモは回を重ねるごとに上手になっていきます。
食材の切り方、珍しい発酵調味料の作り方まで、手ぶりやツールで表現される学生さんたち。
日頃の練習や工夫の成果がうかがえますね。

器での美しい盛り付け、鍋を使ったダイナミックなレシピも目を引きました。

これから教える立場になられる方は、今日の発表が後にとても役立ってきます。
採点結果と照らしあわせて、今後の指針にしていただきたいものです。
緊張のデモを終え、いよいよお楽しみの蔵見学へ。
発酵食大好きな学生さんたちの憧れ「ふぐの子の糠漬け」の製造現場に訪れます。
県立大学から車で30分の港町・美川の「任孫商店」さんに向いますよ!

昔ながらの製造法で世界的な珍味の伝統を支えておられる5代目の社長さん。
今回も丁寧に蔵内をご案内してくださいました。

サバ、タラ、フグなどの糠漬け、粕漬け、冬場には大根寿しなどを手がける任孫商店さん。
安全に作ることが難しく、石川県だけで製造が許されているのが「ふぐの子の糠漬け」です。
塩漬け1年、本漬け2年の工程の間に、ふぐの猛毒テトロドトキシンが消えてしまうのですが、そのメカニズムはいまだに解明されていません。
まさに奇跡の食品の工程に、学生さんたちも目が釘づけです!

猛毒を抜くには伝統の製法そのままに作っていく必要があります。
濃厚な香りが立ち込める蔵で長年棲み続ける菌たちが、毒消しに密かに活躍しているのかもしれませんね。

発酵の神秘を目の当たりにした学生さんたちも充実した表情です♪

明日は、近年注目の発酵食「ヨーグルト」製造に力を入れる地元メーカー社長の講義です。
豊富な知識はもちろん、手作りヨーグルトや珍しい試食体験も!
総まとめの「発酵食エキスパート認定試験」まで気の抜けない1日になりますよ。
みなさんはりきっていきましょー\(^o^)/

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