東京サテライト校 醤油、いしるの魅力を新発見♪

12月3日、今回は初の雨日。電車の遅れも発生しましたが、なんとか無事にスタートできました!テーマは「醤油・いしる」。
醤油はキッチンの定番調味料ですが、いしるをご存知でしょうか?
「今日がいしる初体感の方は?」とお聞きすると、こんなに手があがりました!
これは腕がなりますね~(^o^)

講義では、醤油の歴史や種類など基本の知識をおさえます。

醤油と一口に言ってもこんなに種類があります。
色や香りが原料や製法で違ってくる醤油たち。
醤油ひとつとっても日本の伝統食の奥深さがわかります。

そして、魚を原料とする魚醤や変わり醤油もご紹介。
スプレータイプのコンパクト型など、日本の醤油文化はさらに進化しています!

講義の後は5種の醤油をテイスティング。
塩味の強い淡口、深いコクと香りの二段仕込など、それぞれの個性を味わいます。

そして最期には、いしるのテイスティングも。
日本三大魚醤のひとつで、石川・能登のイカを原料につくられる魚醤。
ほかの醤油を圧倒する強烈な香りにみなさん驚きの表情です。

テイスティングを終えたら、本日のレシピのデモへ。
今回は、このいしるの使い方をメインに学びます。

<調理デモメニュー>

  • なんちゃってイカ飯
  • チキンのいしる焼き
  • 醤油糀の味付けたまご
  • いしるの浅漬け

前日にいしるに漬け込んだチキンをフライパンで焼きます。

いしるとイカの相性バツグンのイカ飯♪

香ばしい醤油やいしるの香りが立ち込めるキッチン。さぁお楽しみの試食の時間です\(^o^)/

みなさんで「いただきまーす!」

試食の時間に、持ち寄った手作り醤油糀を先生にチェックしていただきます。
それぞれ食べ比べてみると、びっくりするほど味わいが異なります。
こうして、みなさん「糀育て」にハマっていくんですよね♪

「キッチンには塩糀、甘酒、しょうゆ糀がずらりと並んで、毎日発酵食を食べてます」
「ヨーグルトメーカーで時間や材料を変えて、発酵調味料作りの実験をしています」
と、予想を上回る学生さんたちの進歩ぶりにスタッフも驚き。
「いしるメニューも早速作ってみます」との声には、石川の食文化の素晴らしさをほんの少しでもお伝えできたようで、うれしく思いました。

次回は堀先生が”最強の発酵食品”と語る「納豆」がテーマ。
貴重なトリビア話や活用法、発酵食大学ならではのオリジナルレシピをご用意していますので、どうぞご期待くださいね!

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