第3回目の講義はマルチな「味噌」

みなさんこんにちは!
発酵食大学 武蔵小杉認定校 講師の堀いずみです。

第3回目の講義は「味噌」。
近年では、家庭で味噌の消費量が減っているという淋しいお話を耳にします。しかしながら、味噌はガンや女性の疾患への予防効果が高いといわれ、発酵食品の中で最も健康効果についてさまざまな研究結果が出ているマルチな食材。ぜひ若い方やご高齢の方まで幅広く使っていただきたい優秀な食材なのです。

講義では、こうした味噌の効用についてご説明し、塩分が気になる方・血圧が気になる方へのおススメの対処法、どんな食材と組み合わせたらよいか、などもお話しました。

また、味噌は同じ日本でも地域によって異なる味噌が発達しているのが特徴。みなさんには各地の味噌の味くらべもしていただき、味の感想をディスカッション。いろんな意見交換が出て、有意義な時間となりました。

ワークショップでは、味噌を日常食にする入口として手軽に取り入れられる携帯味噌汁の素「みそ玉」を作りました。
お弁当のランチや手抜きしたい時など、出汁をとらなくてもお湯をわかせば簡単に味噌汁を飲める方法として「みそ玉」はおススメ。
海藻や麸などおなじみの具のほか、粉末の出汁なども合わせて楽しめます。講義では、具材の選び方、出汁の選び方も一緒にコツとしてお話しました。

調理実習は、麻婆豆腐と豆腐の味噌漬け。
麻婆豆腐はお酢の利いたレシピでスタッフもお気に入り。水切りした味噌漬け豆腐はチーズのような味わいになり、おかずだけでなくお酒のアテにもぴったり。保存もききますので、作り置きにも重宝します。
ランチではさきほど作った味噌玉も合わせて味見していただきました♪

そのほかの味噌玉は、お土産としてお持ち帰り。
味噌玉は、これからの行楽シーズンや、火をほとんど使わないので夏場にもぴったりです。お子さんなどと一緒に楽しみながら、ぜひご自宅などでも作ってみてほしいです(^o^)


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