第5回目の講義は伝えることが多すぎる!「納豆」

みなさんこんにちは!
発酵食大学 武蔵小杉認定校 講師の堀いずみです。

第5回目は「納豆」。全7回の講義もいよいよ折り返し地点となりました。納豆は内容が盛りだくさんなので、かなりハイピッチでお話することになります。毎回そうお伝えし、なるべくみなさんのペースに合わせようとがんばっているのですが、いつもメモを取るのにお忙しいのではと思います。ゴメンナサイ(汗)。まあそれだけ納豆は優秀な食材であるということなのですが…

講義では、納豆の食品以外の活用にもふれています。近年、発酵はバイオの分野でもめざましい発展を遂げており、納豆はその先駆けといってもいい食材です。腸内だけでなく、環境の浄化にも活躍する納豆(菌)や納豆の成分。これを機会に、微生物は食品以外にも地球や人類に貢献している、ということに目を向けていただきたいと思います。

また納豆には、なじみ深い「あの」ネバネバとした納豆以外にもいろんな種類があります。さらにご当地でさまざまな食べ方があり、各家庭にも実は家庭の味があったりします。
今回のワークショップでは茨城県のご当地納豆「そぼろ納豆」を作ってお持ち帰りいただきました。作り方はとても簡単で、納豆に戻した切り干し大根をあえるだけ。食物繊維の多い切り干し大根と、栄養価豊かな納豆の組み合わせは最強の発酵食ですよね!みなさんには毎日の納豆レシピのヒントにしていただければと思います。

今回の実習のメインは、発酵食大学の代表的レシピ「納豆キーマカレー」。ほとんど火を使わず、市販のカレールーも使わないのでヘルシーでとても簡単!!もちろん発酵調味料もばっちり取り入れています。このメニューをお伝えすると、いつも「なんて簡単!!」と生徒さんから喜ばれます(^^)v

もうひとつは新メニューの「わかめと納豆のあえ物」。納豆と相性のよい酢を使った活かしたレシピで、酢が納豆独特の臭みを和らげ、豆のうまみをほどよく引き出した一品です。驚くほど簡単でしかも本当に美味しい!個人的にも大のお気に入りです♪ 栄養価も高く、特にミネラル不足の現代人にはぴったりのメニューだと思います。

試食の際には、切干大根とわかめの戻し汁をを使った旨味たっぷりのお味噌汁を添えてお召し上がりいただきました\(^o^)/

納豆が苦手な方にも食べやすく、との思いを込めた試食メニュー。講義の中でも、これまで知らなかった納豆の世界や活用法を見つけていただけたら、うれしいです。
苦手だけれども取り入れたいと考える方、幅広い納豆ワールドをのぞいて見たい方にぜひ参加してほしい回です。

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