便利な味噌玉で忙しい朝も時短で味噌汁【武蔵小杉9期】

こんにちは。発酵食大学 武蔵小杉校、講師の堀です。
今回の講義テーマは「味噌」。
この数年の発酵食ブームにより、味噌に対しての関心が高まっています。
お味噌はどの家の冷蔵庫にも必ずあるし、お醤油と並んで一番身近な発酵調味料なのではないでしょうか。

お味噌は主に食事のうちの一品、お味噌汁として食べている方も多いと思います。
しかし、その反面、朝食を筆頭に食事にお味噌汁を取り入れる家庭はこの数年で減少しています。
その理由のひとつとして和食をメニューにする家庭が減っていることがあげられます。

お味噌はお味噌汁として使うということをまずみなさんが真っ先にイメージすることだと思います。
しかし、最近は発酵食に関心が寄せられることから、お味噌汁以外の利用法を知りたいという声をよく耳にします。
実はお味噌はお醤油と並んでとても万能な調味料なんです。
塩糀のように食材を柔らかくし、うま味を足してくれる。
栄養価も高く、何よりも手軽に使うことができるのですが、やはり、どうしてもお味噌汁のイメージから脱却できない・・・
そんなお悩みを抱えた方へ、レシピのヒントのお手伝いを、講義を通して行っています。

定番のお味噌汁も、もっともっと手軽に取り入れて欲しいと思います。
そのためには最大のハードルである「めんどうくさい」「火を使いたくない」などへの解決策もご提案しています。
また、火はないけど、お湯ならあるよ!
という職場環境に最適な「味噌玉」作りのワークショップもみなさんと楽しく行います。

最近はこの「味噌玉」もご存じの方も増えてきました。
その味噌玉のバリエーションと、見た目の楽しさもプラスして「進化した味噌玉」を作りました。

お弁当に添えたり、暑い夏の日にサッと作れる味噌玉は是非常備していただきたいなと思います。
プレゼントしても喜ばれますよ♪

豆腐の味噌漬けです。チーズのような味わいになります。
トマトと大葉のソースを添えて、カプレーゼ風にいただきます。

麻婆豆腐。隠し味にお酢を使ってコクを出し、さっぱりした味わい。
中華の素を使わなくても、お家にある材料で手軽に作れる、毎回好評のレシピです。

次回は、このところ注目度が急上昇中の「酒粕」。
お酒の造り方と合わせて金沢の老舗酒造メーカーの福光屋さんをお招きしてお話しを伺います。

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