蔵見学第一弾!~澤田酒造【名古屋2期】

こんにちは!スタッフのジュンです!
2月とは思えない青空の下、2期初の蔵見学にやってまいりました(*´▽`*)
降り立ったのは常滑駅。
向かうは澤田酒造さん!

バスに揺られ10分で到着。

昨年11月に見た青々とした杉玉が茶色がかった渋い色味に変わっていました。

これは昨年11月↓


これが今日2月28日の杉玉↓

実際に酒米を収納するお部屋が本日の教室。
6代目の澤田薫社長をお迎えして日本酒講座始まります!

愛知の自然や歴史の中で酒造りの文化が育まれ、一時は伏見や灘に並ぶほどの生産量を誇っていたとか。
澤田酒造さんのあるこの地区にもたくさんの酒蔵があったそうです。
各蔵元さんでお話を聞くたびに思うのは、愛知の豊かさなんです。
食はもちろん、文化、歴史など蔵めぐりをするごとに「なるほど!だから愛知にはこのような発酵文化が根付いているのか!」と思うことしきり。
いや~もっと話を聞いていたい・・・



講座の後は実際に蔵に足を踏み入れます。
その前に仕込み水を味見。
とてもとても柔らかなお水。



ここで初めて拝見した「こしき」。
酒米を蒸す道具です。
木製ならではのよさを大切にし、お手入れしながら大事に使い続けているそう。



ここは麹を作る大切なお部屋「製麹室」。
「一麹、二もと、三造り」ともいわれるように、「麹」つくりはとても大事な工程です。



今仕込み中のタンクを見せていただきました。
発酵中だから二酸化炭素に気をつけて。。。

見学が終わるとお待ちかねの試飲♪
今日のお酒は・・・

●千本錦純米吟醸 うすにごり生原酒
●あばれ酵母
●特別純米酒 白老
●豊醸 純米吟醸熟成
●純米吟醸仕込み梅酒 白老梅

超シュワシュワの「あばれ酵母」はなんともにぎやかなお味♪さわやかでいろんな香りが入り混じっています。



お酒の色や香り、味の表現について受講生さんから質問がありました。
確かに!なんて言ったらいいかわからないものですよね。
そこで薫社長より表現の仕方をアドバイスいただきました!
「爽やかな味」「ナッツのような」「枯れたような」などなど・・・

薫社長のご説明を聞くと、それぞれのお酒の特徴がわかります。
どれも美味しいんだけれど梅酒がまた格別!!
地元知多の佐布里梅(そうりうめ)を純米吟醸古酒に漬け込んで造った梅酒はお砂糖にもこだわりが。

本日は常滑焼の器に盛り付けされたランチ!
澤田酒造さんの酒かすを使ったからし茄子や豚汁など地元の特産をもりもりいただきました(*´▽`*)

受講生の感想

● 初めて酒蔵の見学をして、今、学んでいる糀が発酵して酵母が糖をエサに、炭酸ガス、アルコールを出すなど、今、まさに学んでいることが現場を見ながら生の声、現場の雰囲気を見れたことに興奮しました。
●はじめての見学楽しかったです!実際にどうやって作られているか見れたことで日本酒の良さが伝わりました!日本酒って奥が深い発酵だとはじめて知りました。
● 麹蓋を使った酒作り、木桶を今でも大切な使っているところなど、昔のものも新しいものもよいところを使いこなしているところが、とても共感が持てた。

7月開講!名古屋校3期お申込が増えています!
伝統的な製法を残す蔵見学は一見の価値あり!
作り手のプロの熱い志に触れ感動すること間違いありません♪
お申込はお早めに!
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