酒の数だけお酢がある!発酵の最終形態「酢」の知られざるパワー【京都校6期】

こんにちは。
京都校の川崎です。

6期最後の授業は発酵の最終形「お酢」
ものしり博士は全国的に京都を代表するお酢として有名な「千鳥酢」の村山造酢・取締役の村山浩一さん。



村山さんのお話は順序立てられていて本当に興味深いのです。
高学歴の方が多い発酵の世界ですが、さすが京都大学のご卒業。
理系のお話だけど昔の実話などを混じえて面白おかしく話してくださり深くて楽しい!
酢の歴史は科学の歴史。紀元前には薬として、また金属の酸化剤として使用されていたり
中世ヨーロッパでペストが猛威を振るった時、お酢を消毒剤として使っていたそうです。
コロナにも効かないかなぁ。などと思いながら…。

酢の歴史は酒の歴史、酢の数だけ酒がある。
ということで、日本酒の造りについてもご説明いただけました。
お酒の風味によってお酢も全く違ってくるのでお料理によって使い分けるのも楽しいものです。

今回も空気が大好きな酢酸菌が薄く張った表面発酵法(静地発酵)のフラスコをソロリソロリとお持ちくださいましたが少しの衝撃でちょっと崩れてしまうデリケートさです。

お酢は飲み比べが難しいので今回は「ザクロ酢」を作ってきて試飲をしていただきました。
もちろん「千鳥酢」で!
果実酢は2週間くらいでできるので季節の果物で楽しみながら毎日少しづつ、1日の摂取目標の大さじ1杯にも近付けるでしょうか?!


今期最後の調理実習は
・こっくり麻婆豆腐
・和風酸辣油湯
・きのこのマリネ
でした。



調理実習が終わった後、お料理なんてすることなかったのに楽しみになった、また調理実習したい!
発酵食大学のレシピをご家族やご両親にとても喜んでいただいているなどの嬉しい感想をいただき、胸いっぱいになりました。
いつも多くの学びや温かさをいただいているのは私の方なのに。
この困難な状況の中通っていただいていることだけでも感謝の気持ちでいっぱいです。

残すところあと1回となりましたが、最後までに本当に楽しかったと言っていただけるように頑張ります。
ありがとうございました。

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