こんにちは。京都校の川崎です。
今回で8期ラストの講義です。
ラストを飾るのは毎回恒例の「お酢」。
京都でお酢といえばまずこの銘柄をあげられる方が多いのではないでしょうか。
我が家ももちろん代々使っている全国的にも有名な「千鳥酢」醸造元・村山造酢株式会社村山浩一さんが今回もものしり博士として講義をしてくださいました。
理系の村山さんは研究者のような視点のお話から作り手さん。
消費者目線と色んな切り口から興味深いお話が盛り盛りです。
毎回聞いても新しい発見がたくさんです。
専門的なお仕事をされている方から「こんな講義が聞けるなんて発酵食大学に来てよかった~」との感想もあり改めてすごいなぁと思っていたのでありました。
今回はデリケートな酢酸膜もこれまでの中で一番きれいな状態で運んでくださいましたよ。
薬膳の観点からいうと、お酢は身体を温めてくれます。
薬味に使われるときは陰陽バランスを整えてくれる嬉しい食材でもあります。
血流を整えてくれる効果もあり毎日大さじ1杯のお酢で得られる健康作用も多いのも納得です。
そんなお話もしながら今回からは新メニューの調理実習をしました。
・白菜のうま煮
・青梗菜のサンラータン
・キノコのマリネ
でした
調理実習が最後で淋しい、お料理が好きになったなど嬉しいお言葉もいただき感無量でした。
皆様のキッチンに多くの発酵食品があり続けますように。
ありがとうございました。