発酵食エキスパートに向けて実践編スタート!【大学院1期】

発酵食大学院全4日コースの後半戦が、前回と同じく石川県立大学で開催されました。

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内容は、前半の学習をふまえての実践編。
準備したオリジナルレシピをもとに、学生さんたちが各15分間の調理デモに挑戦します。
本日はまる1日、デモと講評のリレー実習。
ハードですが、はりきっていきましょー!

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進行は、3人1グループの調理デモごとに試食し、小紺さんの講評を受ける形式。
午前午後、各2グループずつが発表します。

トップバッターのグループはやや緊張の面持ちながら、堂々としたデモぶり!
これまでの学びを詰め込んだ内容に、学生さんたちも聞き入ります。

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1グループ終了毎に、小紺さんからひとりひとりへの丁寧な講評をいただきました。
「スタート時には笑顔で元気にあいさつを」
「なぜその発酵調味料を使うのか、使うことでどんな効果があるのか、をしっかり伝えること」
「ひとりごとのように下を向いて話さない」
など、具体的な指摘のひとつひとつにうなずくみなさんです。

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2グループ以降も、学生さんたちはテキパキとデモを披露。
調理の段どりはもちろん、発酵食や素材の知識、話し方や目線、
レシピの内容や料理の盛り付け、味まで評価対象となっているので、
15分といえど、終始気が抜けません。

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味付けも評価するので、試食も緊張感がただようひととき。
でも、最後の試食タイムにはようやく笑顔も見られるようになりました。

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学生さんたちが披露したレシピはどれも力作ぞろい!
メイン料理からデザートまで、発酵食を生かし、素材の栄養にもこだわった料理ばかりで、
それぞれの創意工夫がうかがわれる内容でした。
しかも盛り付けもお上手です(※画像はほんの一部です)

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この日までに講師の小紺先生は、学生さんたちのレシピをすべて試作されたそう。
素材の選択、切り方、調味料の量にいたるまでの詳細な講評は、
学生さんたちにもとても参考になったのではないでしょうか。
すべての講評を終えて、
「みなさんのレシピやデモを通じて、自分と違う感性が発見できて、すごく新鮮でした!」
と、先生も充実感いっぱいのリラックスの表情です♪

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最後に、小紺先生から総評を・・・
「段取りは経験や失敗を重ねて身に付いていくので、それほど神経質にならなくていい。
でも、もっと食材に興味を持ち、研究していってほしい。その積み重ねが財産です。
引き出しを多く持つことで、質問にも的確に応えられるようになります」

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本日は実践のアウトプットの日でしたが、明日は知識のアウトプット、認定試験の日。
その前には蔵見学や総まとめ講義で、発酵漬けの4日コースの最終日となります。
集中はそのままで、発酵マラソン走り切りましょう!
4日目 最終日へつづく♪

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