大学院の最終日。午前は、発酵食を学ぶ上で欠かせない「ヨーグルト」の講義。
地元メーカー「ホリ乳業」社長から、歴史・製造法・効用までをたっぷりと学びます。
昭和7年創業のホリ乳業さんは、河北潟干拓地で約50haの牧草地と400頭近くの乳牛を飼育するメガファーム。自然・健康・本物志向の製品作りをモットーに、多品目の牛乳、ヨーグルト製品を手がけています。
この日は基本のヨーグルト作りを目の前で披露(このヨーグルトは発酵完了後に学生さんたちに味わっていただきました♪)。
講義では、欧米を中心に始まるヨーグルトの歴史をひもときながら、機能性を重視した日本独自のヨーグルトの発展も紹介。
講義の後は、自社製品をメインに、近年話題の水切りヨーグルトまで、さまざまなヨーグルトを試食しました\(^o^)/
ひと口にヨーグルトといってもさまざまな味わいがあることを体感。
多様な機能性についても社長からご解説いただきました。
講義の後は、ヨーグルトを活かした「乳和食」を管理栄養士の下村さんからご指導いただきました。
デザート以外にも使える乳製品活用のポイントを学びます。
ご飯に加糖ヨーグルトを加えると、やさしい酸味と甘みが美味しいすし飯に。
ヨーグルトを味噌に加えると、白味噌のような上品な味わいになります。
<本日の乳和食ランチ>
・ネギとわかめのヨーグルト味噌汁
・ヨーグルトちらし寿司
・YGホットデザート(レンジで温めたバナナとヨーグルトは冷え性にオススメ♪)
ヨーグルトが和食にどんなふうに活かされているか、
みなさん興味しんしん。ではいただきましょー♪
午後は、県立大学の小栁准教授の発酵食の総まとめの講義。
この後は認定試験とあって、みなさん真剣そのものです!
約1時間の認定試験は前期・後期の講義をふまえたもの。
4日間をしっかりと復習すれば、クリアできる内容になっています。
合否は後日のお知らせとなりますが、みなさん本来の力を発揮できていますように・・・
発酵食の伝道師を目指して明るく前向きな人たちが集まった5期。
これからも大学院での学びを活かして、前進していってくださいね!
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