大学院は後半に突入。もう明日で最後なんですね~!
「せっかく皆さんとも打ち解け始めてきたのに明日でもう終わりなの!?」「まだまだ学び足りな―い」などの声も聞こえてきます。
そんな本日の内容は講義や甘酒チェック、自作レシピの調理にプレゼン、蔵見学と盛りだくさん(◎o◎)/
それでは、早速スタートです!
まずは石川県の伝統発酵食を、小紺先生のデモを交えながら学んでいきます。本日は地元のテレビ局のカメラも入っていますよ~!
「いしる」「こんかいわし」「ふぐのこ」「酒粕」。
まずはそれぞれの味を味わって、調味料を加えながら味の変化を楽しみました。
そのままだと塩辛い・・・どう活用するのか!
「これをどう美味しく調理するの!?」
「へーそう調理するんだ!なるほどね!」と新たに調理方法の発見があったようです。
伝統の発酵食も現代風にして、いかに美味しく手軽に取り入れていくかが大切ですね。
そして本日は特別に小紺先生持参のガルムと呼ばれるイタリアで使われる魚醤の調味料も味見できることに!
深くて、コクのある美味しさでしたね~!
続いては甘酒チェック!
みなさん各自作ってきた甘酒を持ち寄り、小紺先生そして受講生同士でも味見。
「オレンジの味がするー!」「コクが全然ちがう!」「なんで人によってこんなに味が違うのー!?」と驚きや発見がありましたね(^O^)
続いてはみなさん渾身の自作レシピの調理です!
発酵食の良さを伝えるためのレシピをこの1ヶ月考え提出いただきましたね。いよいよ本番です!
みなさんの気合と緊張感がこちらまで伝わります。
出来上がったみなさんの料理を一部ご紹介~♪
ここから各自プレゼンを行います。
発酵食の良さ、使った食材が発酵食と組み合わせることでどんな効果があるのかなどを伝えます。
PCを使ってプレゼンテーションされる方も。
それぞれの発表が終わると小紺先生の講評が始まります。
「もっとこれを入れたら美味しくなるんじゃない?」
「ココのポイントを押さえるともっと相手によく伝わります!」などなど厳しくも愛のあるお言葉をいただきました!
最後に小紺先生を囲んでみなさんでパシャリ(^O^)みなさんとっても素敵な笑顔です♪
その後みんなでヤマト醤油味噌の蔵見学へ♪
まずは糀の手湯で癒され、しょうゆソフトを食べながら山本社長のお話を聞きました。
蔵の中は香ばしい熟成された香りが立ち込めていましたね。
後半1日目はこれで終了。
翌日は石川県立大学での講義。
午前中は石川県の老舗乳業メーカー・ホリ乳業の堀社長より「ヨーグルト」「乳酸菌」について学びます。
さまざまな乳酸菌で作られたヨーグルトの数々。
これら全部試食していただきました!
「こんなたくさんの種類のヨーグルトを1社で作るなんて!」と驚かれる方も。
扱う乳酸菌、そしてヨーグルトの種類の数は他に類をみないかもしれませんね(@_@)
お昼にはヨーグルトを活用したランチ。調理デモを交えて使い方をレクチャー頂くのは管理栄養士の下村さんです。
<本日のメニュー>
・ソイフローラカルボナーラ
・オレンジと香菜のギリシャヨーグルトサラダ
・野菜とシーフードのバーニャカウダ
それぞれ意外な組み合わせながらもとってもおいしい!!
中でもバーニャカウダソースには「へしこ」が使われていて深~い味わいでしたね^^
午後からの授業は石川県立大学・榎本先生の「石川の発酵食」。
午前中に味わったいしるやこんかづけをデータ―で学びます。
石川の発酵食「ふぐの卵巣の糠漬け」はフグ毒がなぜ消えるのか、未だ解明されていないとのこと。
発酵が関わっているのか?微生物が関わっているのか?
本当に神秘の世界なんです。
最後の認定試験も無事終了!
4日間本当にお疲れ様でした!