今回は株式会社 ヤマト醬油味噌へとやってまいりました。
毎回大好評の「味噌」の講義です。
発酵食大学学長を務められてる、ヤマト醬油味噌の山本社長から直々にお話を聞けたり味噌仕込みを教わったりできるとっても貴重な機会です。
今回は新型コロナウイルスの対策として蔵見学は泣く泣く中止(T_T)
ですが、その分山本社長のお話をいつもよりもたっぷり聞くことができるチャンスでもあります。
発酵食品の講義
山本社長の軽妙な講義が始まります。
これまでの金沢校の受講生のハートを射止め続けているトークは、時間が経つのを忘れてしまうほどです!
日本の国菌であるアスペルギルスオリゼーくんが今日も元気に糀蔵に棲んでいます。かわいいですね。
アスペルギルス族のオリゼーファミリーが味噌やしょうゆ、日本酒などなどの発酵に関与しています。
菌やカビと耳にすると何だか身構えてしまいますが、発酵も腐敗もどちらも同じそれら微生物の活動。
発酵と腐敗は人間様の都合によって分けられているのです。
微生物がどのように食物を分解していくかは、社長のお嫁さんによる図解がお子さんにも理解できるほどわかりやすくホワイトボードに書かれてあります。
味噌を仕込もう!
糀蔵にてみんなで味噌を仕込みましょう。
ワイワイと歌を口ずさみながら朗らかに仕込む味噌はとっても美味しくなるはずです。
なかなかハードな作業ですが、皆さん頑張って!
半年後の味噌開きが楽しみですね♪
お味噌汁テイスティング
熟成期間が異なるお味噌の味の違いを体感してみましょう。
左が6か月熟成、右が12か月熟成。色も味も全く違いますね!
どちらもとても美味しいのですが、それぞれに合ったお味噌汁の具があるのだそう。
熟成期間が長い右側の「かなえ」は豚汁など具だくさんのお味噌汁に、熟成期間半年の「特選味噌」はお豆腐のお味噌のようなシンプルな具材にピッタリと教えてもらいました。
朝一杯のお味噌汁はお腹を整えるのに効果的で、
毎日お味噌汁をいただいて腸~元気(超元気)!!との山本社長の言葉に皆さん思わず吹き出してしまいました( *´艸`)
発酵食美人食堂でランチタイム
月替わりの発酵食美人ランチには糀の調味料がふんだんに使われています。
寝かせ玄米のモチモチした食感に舌鼓を打ちます。
味噌仕込みの後の疲れた体に染み渡りますね。
受講生VOICE
- ヤマト醤油の社長さんが元気ハツラツでお肌が綺麗だったので毎食お味噌汁を作ろうと思いました。
- さすが学長という印象でした。これまでで一番、分かりやすく発酵のことが理解できたのではないでしょうか。また、身体に与える影響も含めて広く学べる機会となり満足しております。醸造文化の裾野を広げるという想いが伝わりました。
- 社長さんの話も楽しくてわかりやすかったですし、味噌作りも美人食堂も最高に良かったです。