発酵食の大きな可能性を感じた勉強会!

先日、発酵食エキスパートの勉強会を開催しました。

この回では信州大学・食と農産業のコーディネーターの一條先生をお呼びして、【発酵を考える】をテーマにお話しいただきました。
一條先生は元マルコメ(株)顧問 発酵未来研究所所長として長年作り手として発酵に携わってきた方。そんな先生ならではの視点で改めて発酵を振り返っていきます。

増え続ける生活習慣病、異常気象や環境破壊、とにかく人の身体も地球全体も病んでいるこの頃。
そんな中、地球の生態系を作った微生物と共生し、チカラを借りることこそが地球もヒトも本来のあるべき姿に戻る手立てになると一條先生。

ヒトの身体と発酵食品の関係を再度振り返るお話に、みなさん改めて発酵食の大きな可能性を感じていたようでした。

講義後には先生より甘酒の試飲のプレゼントが! 仕込む日が2日違う甘酒の飲み比べをしました。同じ環境でも2日違うだけで甘さや舌触りなど違いますね~。

質問タイムでは、味噌については、仕込みがうまくいかなかったときの活用法や仕込み時期について疑問が続々あり、先生は丁寧に答えてくださいました。
こちらでは寒仕込みといって寒い時期に味噌を仕込みますが、
長野では5月6月から仕込むそう。その理由を聞くと納得。。。
常識にとらわれず色んな時期に仕込んでみるのもよさそうですね!

また本日は、エキスパート1級の小泉さん(自家製酵母を使ったパンやおやつのお店「つむぎ」店主)の取り組みや甘酒の活用についてお話しいただきました。
「つむぎ」特製の酒粕と白味噌と甘酒のマフィンがふるまわれ、みなさん顔がほころびます♪

発酵食を少しずつ教えるうちに、発酵食の良さを人に伝えたい!という使命感がどんどん湧き上がってきたそう。お店を始めた経緯や発酵食への想いなど小泉さんの熱い思いが伝わりましたね!



勉強会を勉強だけでなく、ぜひみなさんの有意義な交流の場として活用していただけたらうれしいです♪

次回6/9(金)はホクトさんのきのこの勉強会になります!お楽しみに!!

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