木桶仕込みの味噌ができました!

こんにちは。発酵食大学のゆりやんです。

昨年、憧れの木桶を購入しました!

大きいよ!これは8kgサイズ。持ってみるとまあまあのサイズです!我が家の床下収納には収まりました。

届いた木桶は、なんと迫力があることでしょう!
丁寧な作りと、木のいい香り。
これでお味噌をつけたら絶対美味しいに決まってる!!と興奮しながら、おとりよせ講座で5kgの味噌を仕込みました。(毎年大人気のカネダイさんの米味噌講座です)

木桶で味噌を使う前にやっておくこと

まず木桶に、飽和食塩水をギリギリまで入れて一晩置きます。
飽和食塩水とは、これ以上溶けないよという塩分濃度まで高めた食塩水のことです。
(参考:食塩は水にどのくらい溶けるかな?

木桶にしっかり水を含ませておくことで、木が膨らんで隙間がなくなります。
その状態で、水を捨てて味噌を仕込むのです。

飽和食塩水を木桶にギリギリの量まで張って一晩おく時は、水漏れをしないようにシンクなどにおくことをお勧めします。

8ヶ月経ちました!いよいよ味噌びらき♪

そして、1月に仕込んだ味噌を先日いよいよ味噌びらきを決行。
カビが生えていないだろうか?
おそるおそる蓋を開けてみると、ぎゃー〜〜!やっぱりカビが生えてる!

いや、よく見ると、木桶の中で味噌が入っていない木桶の内側部分に生えていました。
内蓋を取ると、なんということでしょう!!

美しい味噌が顔を出したのです。

味噌の上をラップで覆っていました。味噌には全くカビが生えていません!
(木桶の内側のカビを拭って写真を撮ったところ)

そして、と〜〜ってもいい香り!
味噌の香りと木の香りが相まって、うっとりする美味しい香りに包まれております。



ラップをとって、中を掘ってみると、美しい味噌が現れました!

早速、野田琺瑯の味噌ポットに入れて、お味噌汁を作ってみましたよ。

自己満足度MAX😆

自分で作った手前味噌、しかも木桶なのでなんだかとっても幸せ。
カネダイさんのお味噌は、麹歩合が高く甘くて特に野菜のお味噌汁に最適なんですよ。

味噌づくりに最適なお道具をオンラインショップに集めました!

木桶を選ぶ時のポイント

私は、大は小を兼ねるだろうと、一番大きい8kgサイズを購入しちゃいました。

ですが、味噌を仕込んでみて実感したのです。
仕込む味噌の量に合わせたサイズを選ぶほうが良いと。

つまり木桶に出来るだけ目一杯の味噌を仕込み、隙間がない方がカビが生えないということなんです。

ですので8kgサイズを買った私は、今度から7〜8kgぐらいの味噌を仕込んで出来るだけ木桶いっぱいになるようにしようと思います。

3〜4kgぐらいを仕込もうと思う方は、4kgサイズで十分ですね。

そして、木桶は出来るだけ空っぽの状態にしないことが大事だそうです。何も仕込まず乾いた状態で置いておくと木が縮んですこし隙間ができてきます。

ですので、年間通して味噌を仕込んでおくのが良いと思います。
今度からは1年寝かして作ろうかな・・なんて思っています。

お手入れがいるところもなんか愛おしいと感じる年代になりました。
子育てなどに忙しい時は、とにかく手間がかからないことが最優先だったのですから。

手間なく、間違いなく上手くできるのは、野田琺瑯のラウンドストッカー。こちらもとってもお勧めです。

 

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