発酵食エキスパート1級を取得し、現在活躍中の皆さんをご紹介します。
中村 直子さん(なかむらなおこ)
富山県在住
受講のきっかけ
ガス会社に勤務しており、会社のイベントで年に何回かガスコンロの良さを知ってもらうための調理実演をするのですが、お客様にもっと興味を持ってもらうにはどうしたらいいのかとかねてから考えていました。そして何か、他と違う特徴を出したいと思っていました。調べているうちに見つけたのが発酵食品です。塩糀は以前から使っていて良さを知っていたので、「これからは発酵食!」と確信に近い気持ちを持ちました。そして、そのとき知った発酵食大学の大学院に飛び込んだのです。今思えば、本当に勢いだけだったかもしれません。
受講で得たもの
実は受講初日すぐに、大学院に申し込んだことを後悔しました。他の受講生の皆さんの発酵に対しての強い思いを感じ、ものすごく場違いな所に足を踏み込んだような気がしていました。けれども、一緒に学んでいるうちにだんだんと触発され、気持ちにも変化が出てきました。調理デモのプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、なんとか無事に卒業。その後は発酵についての知識が、次第に自分への自信につながっていったのです。
現在の活動、将来の夢
2017年には、発酵食大学と六星さんとのコラボイベントに講師として2回参加させていただきました。また会社の大きなイベントでも、発酵食品をテーマにしたワークショップを開催しました。すべて受講前の私では考えられないことでした。そして最近は、いろいろな発酵食品作りにチャレンジしています。キムチやぬか漬け、お味噌、天然酵母のパン作りなど発酵食品への愛情は深くなるばかりです。発酵食の良さは、家庭で手軽に取り入れられるところです。そうして使っているうちに、驚いたことに主人の花粉症の症状がいつのまにか消えていました。はっきりとした理由はわかりませんが、我が家に発酵食品が増えた時期と重なります。「使ってみたらおいしかった、しかも簡単だった、おまけで体に良かった」。それが私の発酵食生活です。受講時すでにアラフィフだった私ですが、今まだ進化中!と思っています。そしてその進化のきっかけを作ってくれたのが「発酵食大学院」です。