発酵食で食の未来を健全に●伊藤まゆみさん

発酵食エキスパート1級を取得し、現在活躍中の皆さんをご紹介します。

伊藤まゆみさん(いとうまゆみ)
白山市在住

受講のきっかけ

幼い頃から料理が大好き。塩糀の使い方を知りたくて参加した「糀部」(ヤマト醤油味噌主催)に参加して、発酵調味料がいかに便利かを知り目からウロコでしたね。糀部の様子がNHK「あさイチ」で紹介され、あっという間にブレイクしていったのも納得でした。「発酵調味料をさらに広めたい」との思いから、そのまま糀部の講師となりました。その後、糀部から発展した「発酵食大学」の受講も考えたのですが、こちらは料理教室をメインに発酵食の日常的な使い方を身に付ける基礎的な学びの場。大学院では県立大学の先生の講義があり、しっかりと発酵についてマニアックに学べると知って関心が高まり、ワクワクした気持ちで入学を決めました。

受講で得たもの 

大学院の4日間の集中講義でわかったのは「発酵の奥深さ」。県立大学の先生の授業では、解明されたことも多いけど、まだまだつかみきれない面白さに引き込まれました。実習では、自作の発酵食レシピをプレゼンテーションし、小紺先生や生徒のみなさんに講評していただいたことが大変勉強になりました。声のトーンや話の速さ、手順と知識を交えながら話すなど、自分で気づけない点が改善でき、その後の講師活動に大いに役立ちました。

現在の活動、将来の夢

現在は糀部の講師、自宅開催の「mommy’s キッチン」の2つを活動の柱としながら、イベントでの料理教室も行っています。教室でお伝えしたいのは、糀の調味料を使い「時短」で「簡単」に作れる無添加レシピ、そして発酵食を続けてほしいということ。化学調味料を使わなくても糀の調味料を使うと素材の美味しさが引き立ちますし、スーパーにある旬の素材で美味しく簡単に毎日の献立が作れます。発酵食は続けることで、病気にかかりにくくなり、かかっても治りやすい体になることを自分も周りの方を見ていても実感しています。家族の食事をあずかる方にはさまざまな食の知識を知っていただき、判断して行ってほしい。食べたいのものだけを食べたいときだけ食べていては、体のためにはよくないと思っています。今後は子どもたちの未来の健康をサポートするために「子ども食堂」などの活動も考えています。地元農家さんとも協力しあって、発酵食で食の未来を健全にしていきたいですね。



ブログ:お家ご飯と今日の出来事 http://ameblo.jp/takumayutakumayu/

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