甘酒+αで変幻自在の調味料に!【京都2期】

こんにちは!京都認定校講師の川崎です。
今回のテーマは・・・
受講生の皆さんから「とっても楽しみ!」という声が多かった「甘酒」。

発酵食品が注目されて、その中でも最も特に女子に脚光を浴びているのが「甘酒」ではないかと思っています。
最近では注目度も高くスーパーでもお目にかかることも多い「甘酒」ですが
古くから親しまれているものでもあります。
エアコンも冷蔵庫もなく下水の設備も整っていない衛生状況の悪い時代、7月8月9月に体調を崩す方がとても多かったそうです。
疲れた時には甘いものがほしくなったり、甘酒で元気になることを経験的に知っていた昔の方たちに「夏バテ防止、夏を乗り切る栄養ドリンク」としてさかんに飲まれていました。
甘酒売りが夏の風物詩となり、俳句の世界では「甘酒は夏の季語」にもなっています。
受講生のみなさんの注目度も高く、すでに手作りされている方もたくさん!

とはいえ「これが正解!」と思える甘酒を作るのはなかなか難しい・・・
私の作り方をお伝えしたうえで、
必ずこの分量で作らなければならないというレシピはないので、お好みの仕上がりを楽しみながら見つけていってくださいねとお話しました。
とても大切なのは温度と時間。
私はヨーグルトメーカーなら60℃・10時間で作っています。
炊飯器をお持ちでない方は年々増えているように思いますが、炊飯器や保温鍋でも失敗なくできますよ。

さぁ、ここからは甘酒のテイスティング!





甘酒にトッピングするものによって風味が変わってデザートにもドリンクにもお料理に使えるものになったりと変幻自在です。

これで「甘酒生活」がぐっと近づいた感じですね^^

食べ方(飲み方)はそのまま食べても、お料理には砂糖の代わりに。優しい甘みは素材の味を引き立ててくれます。
そのまま食べると「こんなに甘いの!」と思いますがお料理に使うととたんに優しさが増すように思います。

食べ比べと仕込みで盛り上がった後は、ゲストスピーカーの
「菱六」助野社長の奥深~い 甘酒・糀・酵素などなどのお話。



第1回目から回を重ねているだけあって受講生の皆さまも納得の表情でお話にぐいぐい引き込まれ微生物の世界にいざなわれます^^

調理実習は1回目にも大好評だった
●チーズタッカルビ

●ナムル3種類 (にんじん・青菜・なすび)



目指せ1日1糀の一助となる「甘酒」。
無理なく甘酒生活が始められますように・・・・

・・・参加者voice・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・甘酒と調味料を組み合わせる実験が面白く、発見がありました!スイーツにも応用できそう。
・麹の良さを数値を通して改めて確認できました。昔の人はすごいなぁ・・・。
・甘酒の栄養成分や発酵の仕組み、酵素のことなどが更に理解できるようになった!
・甘酒の活用の幅が広がり、これからが楽しみです。
・調理実習のメニューが美味しく簡単で材料も手に入りやすいし子供も食べやすそう。自宅でも作ります!
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