ザルがなくてもできる!干しニンジンの作り方

発酵食大学のスタッフです。
先日、スタッフのHさん宅の家庭菜園で取れたニンジンをいただいちゃいました。
こんなにたくさんのかわいいミニニンジンたち。

どうやって料理しよっかな~~~
実は、家族みんなあまりニンジンが得意でなくて、THEニンジン!っていうような、大きめに切ったものや、ニンジンがメインの料理(シリシリとか)はあんまり食べてくれないんです。
なので、普段からニンジン自体を購入することがあまりなくて、レパートリーがない!
ふと思い立って、干し野菜にしてみることにしました。
とはいっても、我が家には干し野菜を作るときに必要なよくあるザル?カゴ?も網もネットもない・・・
今回だけのためにわざわざ買うのもなぁ・・・うーーーん・・・
そこで思いついたのが、オーブンに付属している「天板」。
これだったら、表面が波形になってるし、大きさもあるし、、、いけるかも・・・?
ニンジンを包丁で適当な大きさにカット。

無農薬だから皮つきでいいよね~。皮のほうが栄養あるっていうし。(といいつつむくのが面倒なだけですが)
切ったものをオーブンの天板に並べました。

季節は夏、天気は晴天、降水確率0%!
朝にベランダに干してから会社に出勤。
風でニンジン飛んで行ってないかしら・・・?鳥に食べられてないかしら・・・?
降水確率0%って天気予報に出てたけど、夕方からなんだかあやうい曇り空・・・
やばいやばい!あわてて帰宅してから見て見ると・・・

じゃじゃーん!
ちゃーんと干しニンジンができあがっていましたよ!

干した時間は8時間くらい。
あれだけあったのが、しんなりしてびっくりするほど縮んでる!

だいぶ量が少なくなりました。
干し野菜を作るには、春や秋の空気が乾燥した季節が一番良いようですが、真夏でもちゃんと仕上がりましたよ。
試しにひと口そのまま味見をしてみたのですが・・・甘い!!!
ニンジンってこんなに甘かったっけ?っていうくらい、甘みがギュッ~っと濃縮されてる~。
しかも、ニンジン臭さやクセが減っている感じ。
状態は完全に乾燥したカラカラ状態より、ややしっとりしたセミドライな感じ。
市販の切り干し大根や干しシイタケみたいに、カラッカラにするにはもう数日干したほうが良さそうですが、とりあえずこの状態で使ってみることに。

さっそく味噌汁に入れてみました。
食感も生のニンジンを使ったものと全然違う~。
なんだか別の野菜みたい!
コリコリしていて歯ごたえ◎。

ニンジンが苦手なうちの子、ちょっと料理に入っているだけで、すごーく嫌な顔をされるのですが、「これだったら食べられる~!」と言っていました。
干すことで火の通りが早くなって、料理の時短になるし、固さが出た分、煮崩れしにくいのも使い勝手がいい~。
味噌汁以外に、スープなどの汁ものにささっと使えますね。
ほかにも、炊き込みご飯、卵焼き、煮物、炒め物、和え物など、色々と活用できそうです。
ニンジン独特の風味や、やわらかい食感が苦手な人にもおすすめ。

今回はセミドライに仕上がったので、ジッパー付き袋に入れて冷凍保存しました。
これで、しばらく日持ちするし、かさも減ったから場所もとらず保存もしやすい。
なにより、切ってあるからささっと調理に使えるのがいい!

完全に乾燥させたら、乾物のように常温で保存可能できるようなので、機会があったら次は数日かけて作ってみようかな~。
週間天気予報、要チェックですね!

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