後期の1日目はいざ実践!
前回の講座を受け、自分で考え編み出した発酵食レシピを実際に作り、
プレゼンテーションでレシピへの想い・伝えたいことを発表するという課題にチャレンジしていただきます。
レシピを起こし試作し添削を受けそして修正・・・どんな風に発表しようかと考え抜いた1ヶ月となったことでしょう。
みなさんの並々ならぬ意気込みに圧倒されます!
さてここからは2班に分かれて交互にプログラムを進めていきます。
調理班は自作レシピに基づいて調理開始!
制限時間は30分。静かな空気に緊張感が漂います。
もう1つの班はこれまた宿題の1つ自作甘酒を小紺先生にチェックしてもらいます。
塩糀やしょうゆ糀と違ってなかなか美味しく甘くできない甘酒。
小紺先生からのアドバイスでより上手に作れるように、そしてその方法が確立できるようにと
みなさん真剣!
班の仲間同士でも味を比べながらお互いの甘酒を交換。
それぞれ本当に味が違うんです!
そして不思議なことに同じ糀・同じ作り方で作っても味が違うんですねー
それぞれのおうちに住む菌たちがなせる技なのか・・・謎です。
調理が終わり続々とお料理が並んでいきます。
圧巻!!
「発酵食食堂ができちゃうね!」とみなさんうきうきした表情。
他の方の作った発酵食の料理をこんなにも食べる機会ってないですよね!
試食開始ー!
ビュッフェさながらの様子です。
いよいよドキドキのプレゼンタイム。
みなさんの思いのたけを発表してもらいましょう!
みなさんのレシピ・プレゼンに小紺先生からアドバイス。
「ちょっと厳しいこと言いますけど大事なことだから聞いてね!」
とゲキが飛びます。
厳しい中にも愛のあるアドバイスにうなづくみなさん。
先生の実体験に基づくポイントとコツの数々が盛り込まれます。
「伝える」ためには必要なことがたくさんあるんですね。
これまでの努力を出し切った後はお楽しみの見学!
今回初の「高木糀商店」さんにマイクロバスで向かいます!
金沢・東山の「高木糀商店」。
この佇まいにため息が出ます。
早速お店の中へ入るとご主人が笑顔で迎えてくださいました。
高木糀商店の歴史やこだわり、麹づくりへの想いなど
静かな語り口の中に熱い想いを感じます。
やはりプロ・専門家から直接聞く話は違います!
ここで嬉しいごほうびが。なんと高木糀商店製甘酒のミルク割りです☆
「おいしい・・・」
なんて優しい甘さなんでしょう!
疲れたカラダに染みますね~
帰りにはお買い物の合間にご主人に質問の嵐。
甘酒の作り方にも「ハッ!」とするアドバイスが。
どこにも書いていない、確かにそういわれたらそうか・・・とうなづくことしきり。
高木さん、本当にありがとうございました!
本日のプログラムはこれにて終了。
いよいよ最終日。
タイトなスケジュールの中にもみなさん同士の交流がどんどん深まっている気がします。
本日の1コマめは「栄養学」。前期から初めて加わった講座です。
食について人に伝えるには、正しい栄養の知識を持つことの大切さを知ることが必要と
榎本先生はおっしゃいます。
栄養バランスのとれた食生活があってこそ発酵食は活かされるのです。
講座の後は榎本先生を囲んでみんなでランチ。
この間にも活発な質疑応答がありました。
質問をみんなで共有する事で知識がまた広がりますね。
午後は石川県の老舗乳業メーカー・(株)ホリ乳業より堀専務、そして管理栄養士の下村さんを講師にお迎えして
「乳酸菌・ヨーグルト」について学びます。
これほどたくさんの乳酸菌でヨーグルトを製造しているメーカーは他にないとのこと!
試食させてもらったヨーグルトにも多くの種類の乳酸菌が入っていました!
いろんな菌を摂りれることが大事なんですね!
講座後には下村さんレシピのフラペチーノならぬ「ホリペチーノ」を作って試食!
インスタ映えしそうです♪
最後の講座は榎本先生による「石川の発酵食」。奇跡の発酵食品と言われる「ふぐの卵巣の糠漬け」や、
日本三大魚醤のひとつ「いしる」の研究データから、発酵にともなう菌の増減や働きが見え非常に興味深い講座。
「こんかいわし」「ふぐの卵巣の糠漬け」の試食もあり、味覚でも石川を学んでいただきました!
締めくくりは・・・認定試験。
45分間みなさん真剣に取り組まれました!
4日間本当にお疲れ様でした!
この学びとご縁を得て、ますますご活躍されることをスタッフ一同祈っております!
資格をとったあかつきには、ぜひ培ったチカラを活かしていってくださいね!
また勉強会などでお会いしましょう☆
次回の募集を心待ちしているあなた!
お待たせしました!
9月に日程がWEBで発表されます☆
一刻も早く知りたい方には優先的に知らせしますよ♪
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