こんにちは!事務局のおっさん働き女子ユリヤンです。
京都校の唯一のお楽しみ日本酒蔵の見学の様子をレポートしま~す。
創業1635年、富扇のブランドで有名な北川本家さんの蔵見学です。
京都校では唯一の蔵見学なので、テンション上がっちゃいますね!
ものしり博士として、講義いただくのは、杜氏の田島さん。
皆さん、杜氏さんってお酒を作る人の総称だと思ってませんか?
蔵で酒造りをするのは、蔵人と言います。
蔵人を取りまとめ、酒造りの指揮をとり、全責任を取るのが杜氏なんです。
ですから、蔵に杜氏は1人なんですね。
日本酒づくりに欠かせない糀とお米のお話から。
お米は普通私たちが食べているコシヒカリなどと違い、酒造好適米がお酒造りに使われています。
有名な銘柄でいうと、山田錦とか五百万石などです。
粒の大きな酒造好適米を削って米粒の中心部の心白という部分を使います。
日本酒の製造工程では、「糖化」と「発酵」が行われます。
そこで大事な働きをするのが、「酵母」。
田島さんが持っているのが、「酵母」を液体に溶かしたもの。
日本酒はこの酵母を増やす技術が確立されていて、少しの酵母があればそこからたくさんの酵母を
増やしていきます。
この田島さんの糖化と発酵のお話が大変分かり易くて発酵のメカニズムがものすごく腑に落ちる講義なのです。受講生の皆さんも「非常に分かり易かった!!」と絶賛でした(^O^)
全国新酒鑑評会などでも審査員をする田島さんに利き酒のやり方などをレクチャーしていただきながら
蔵でしか味わえない、まだ炭酸ガスが残っているシュワシュワしたしぼりたてを頂きました!
もう「美味しい~~~」と利き酒といいつつ、進んじゃいます(/ω\)
酒蔵の中もカメラ潜入!
蔵の中では洗米したり、お米を蒸したり、麹を作ったり。
出来立ての糀を味見させていただきました。
ほんのりあま~い糀。香りもいい感じです♪
まさにいま発酵中のタンクの中を覗き込むと、「ぷくぷく」と発酵の音や泡が見えてきます!
かわいい!!!とまるでわが子を見るような受講生の皆さん。感動の瞬間です。
今回も大変充実した酒蔵見学になりました!
北川本家の田島さんありがとうございました!