こんにちは。おっさん働き女子ユリヤンです。
京都校唯一の蔵見学は、京都伏見の北川本家さんです。
今回のものしり博士は、杜氏の田島さん。
田島さんの講義は毎回、大変分かり易いと大好評なんです。
わたしも、田島さんから発酵の仕組みをお聞きしてとても理解できた1人。
そして、田島さんのお人柄から富翁の大ファンになっちゃう人続出の講座なんですよ。
まずは座学で、日本酒の糖化と発酵を学びます。
アルコール発酵に欠かせない酵母がこれなんです。
また酒造好適米や糀についても詳しく教えていただきます。
私たちが日ごろたべているお米と酒米はどんな違いがあるのか?
酒米を精米することから日本酒づくりはスタートします。
写真は分かりずらいのですが、麹菌を振りかけている様子です。
緑色の菌がふわ~~っと舞うごとに「お~~!」と歓声が(^O^)
田島さんは難しい用語を一切使わずに、日本酒の並行複発酵の話を超分かり易くしていただきました。
もちろん、並行複発酵という言葉さえも使っていませんけどネ。
一通り、説明を受けた後実際の蔵を見せて頂きます。
これは洗米や蒸米を作る工程です。大きな機械でお米をむして、冷却します。
ものによっては、手洗いでお米を洗うこともあるのだとか。冬は冷たくて大変!
こちらは製麹室。
部屋に入った瞬間にカメラのレンズが曇ります!高温多湿のホットヨガ状態!
こちらで48時間かけて麹をつくります。麹造りは大変神経を使い、泊まり込みは当たり前なのだとか。
製造途中の麹をちょっと味見させていただきました。
麹の香りとふわっとした甘味があって、麹の赤ちゃんのよう。
発酵過程のお酒を見せて頂きます。
タンクをのぞくと「プクプク」「ピチピチ」と発酵の音や、泡が!
わ~~と歓声です。
建物の1階から3階まである大きなタンクの中も見せてただくと、麹や酵母の働きですっかりお酒になった
状態を見ることができます。
お酒のすごくいい香りと、神聖な空気感が蔵全体を包んでいますよ。
普段はいることができない蔵を堪能させていただき、利き酒もさせていただいた皆さんは
いつもよりさらにテンションが上がって大興奮でした!
北川本家さんありがとうございました!