発酵食大学 武蔵小杉校 講師の堀です。
武蔵小杉校では講義の日は晴れるという良い迷信があります。
最近は雨の日が多かったのですが、この日は晴れ間の気持ちの良い日差しが差していました。
今回の講義テーマは「納豆」。
もう何度と納豆のすごさを講義を通じてお話ししてきましたが、納豆はそのまま食べるだけでなく(そのまま食べてももちろん美味しいのですが)、アレンジしてより美味しく食べられるメニューもたくさんあるんですよ。
近年、納豆は食べるだけでなく、その成分がバイオテクノロジーの分野で注目されていて、特に環境浄化の分野において技術応用が盛んに研究開発されています。
「発酵」は食だけでなく、様々な分野において世の中の役に立っていることをご存じでしょうか。
発酵に関わる微生物は、たくさんの利益を我々人間にもたらしてくれます。
食だけでなく、私たちが暮らしやすくなるためのお手伝いもしてくれているのです。
食事の時にはそんな微生物たちに感謝をしながらいただきたいものですね。
さて、納豆にもさまざまな種類があります。
今日はなじみのある納豆以外に、糸を引かない納豆や、これから夏休みのお出かけに海外に行かれる方へおすすめしたい携帯食である「ドライ納豆」など、普段あまり食べたことのない納豆を試食していただきました。
また、日本各地には「ご当地納豆」も数多くあります。
ワークショップでは茨城のご当地納豆である「そぼろ納豆」を作って試食してもらいました。
私たちの食に普段からなじみの深い納豆ですが、日本にはまだまだ知らない納豆がたくさんありますね。
調理デモで作った、ひきわり納豆のカレー。意外な組み合わせが好評のメニューです。
新しい納豆の食べ方をぜひ、ご自宅でも実践していただきたいです。
次回はお酢。納豆だけでなく、発酵食も未知なものがたくさんあります。
お酢も知らない顔がたくさんありますよ。
今から私も楽しみです!