お酢の歴史は酸味の歴史【京都校4期】

こんにちは!スタッフのジュンです。
京都校4期もいよいよ大詰めに。
最後の講座は「発酵食の最終形態」ともいわれるお酢の回です。
前回の日本酒の講義ではしっかりアルコール発酵の仕組みを学んだのでお酢の講義もすんなり頭に入りそう。
ものしり博士には千鳥酢でおなじみ、ファンも多い村山造酢さんをお迎えしました!

理系の村山さんのお話は科学的かつウィットに富んでいて時間のたつのがあっという間!
回を重ねるごとにパワーアップしているように感じます♪
酢の歴史の始まり、製造方法、効能、調理学まで余すところなくお酢の魅力を語っていただきました!
「もっと聞いていたかった!」という声も聞かれました。



村山さんにはいろいろな珍しいものを持ってきていただきました。
これは酢酸菌が膜を張っているところ。
かつてないほど完璧な状態でもってきていただけました!
普通は揺らすと膜が沈んでしまうそう。



また冒頭で「酢は発酵食の最終形態」と書きましたが、実はお酢も時間を置くと変化していくのです。
これ見たことあります?膜のようなひらひらした物体。



「酢こんにゃく」とも呼ばれ、酢の風味を劣化させる菌なのです。
体に毒はないとはいえ見た目にも不気味ですよね。

さて、楽しい村山さんの講義が終わったら今日の調理実習。
活用のポイントはコクだし。
お酢を使うことでコクがでて美味しくなる!!そんなレシピをご紹介しました。





☆☆☆参加者VOICE☆☆☆
・ユーモアある例えを交えた村山造酢さんの講義はとても聞きやすく、分かり易かったです。
万能選手のお酢をもっといろいろ取り入れていきたいと思わせてくれる内容でした。
・以前より千鳥酢を使わせて頂いています。亡くなった義母も千鳥酢のファンでした。高い知識と研究心で作られて事がわかり、さらに安心していただくことができます。
・酢の物以外にかくし味としての使い方、お酢によってまろやかでコクのあるお味付けになる使い方、これから他のお料理にも参考にしたいと思いました。

いろいろ質問もでましたね!
こうやって実際プロに直接聞けるチャンスって貴重デス(*^▽^*)
次回は早くも卒業パーティ。
この6か月、学んだことを思う存分発揮してくださいね!

 

1月開講!京都校5期はまもなく定員となります!
締め切り間近!お申込みはお早めに♪
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