本日は株式会社 福光屋にやってまいりました。
日本酒について学びましょう。
福光屋は1625(寛永2)年創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵です。
13期初の蔵見学ということもあり、皆さんとっても楽しみにしていらっしゃるご様子です♪
立派な杉玉が皆さんをお出迎えします。
酒造りの映画鑑賞と講義
ピンと張りつめた空気の中、杜氏が出演する日本酒造りの映像は、何度鑑賞してもその世界観に圧倒されてしまいます。
日本酒って美しい・・・
発酵研究所主任研究員・上松さんの講義に続きます。
福光屋はすべて米と水のみを原料とする純米蔵。
アルコール添加をしない純米酒、純米吟醸、純米大吟醸だけを造る蔵なのです。
日本酒造りの命ともいえる米と水。
酒米にはどのようなお米が適しているのか、水はどのような水を使っているのか解説します。
若者の日本酒離れなどという言葉を耳にすることもあります。
日本酒は「おとーさん」が飲むイメージが強かったかもしれませんが、
最近は日本酒の持つ美容効果の高さやおしゃれなパッケージデザインのものが増え、女性も手に取りやすくなっているように感じます。
日本酒美容法を体験
日本酒には、なんと100種類をこえる美容成分が含まれるのだそう!
百聞は一見に如かず。酒粕の美容効果を体験しましょう。
酒粕をたっぷり肌(体験では手の甲)にのせ、3~5分後にふき取ります。
その効果や、いかに?
「すっごい!!しっとりする!!!」
最近はインフルエンザだけでなくコロナウィルスなども話題に上がっていて、手洗いが大事!なんて言われていますが、
手洗いの回数に比例するかのように、カサカサになっていく手・・・。
そんな乾燥した手に潤いがよみがえるようです。
蔵見学
酒粕の保湿効果を存分に体験した後は、いよいよ日本酒が造られている様子を目に焼き付けましょう。
身支度を整え、いざ潜入。
神聖な空間にドキドキします。
正司杜氏の解説の元、内部へと進んでいきます。
大きなタンクがずらりと並ぶ姿は壮観です!
このタンクひとつひとつの中で微生物たちがお仕事をしているのです。
神秘的ですね。
もちろん試飲タイムもありますよ~
これだけの種類の日本酒を利き酒できるなんて貴重な体験です。
目で見て、手で触って、鼻で香りを感じ、舌で味わう。
五感をフルに使った講義となりました。
しっかり学んだ後の酒粕ランチが体に染み入るようです♪
☆☆☆本日のメニュー☆☆☆
- 福麹(新出製パン)
- ベーコンと白菜の酒粕煮
- 野菜塩糀まぶし
- 酒粕アイス~黒みりんソース添え
発酵食大学通信部はお好きな時間にお好きな場所で金沢校の講義をみることができますよ!