講義も折り返し地点を過ぎ、受講生の皆さんの発酵への知識もぐんぐんと深まってきています。
本日の講義は「日本酒・酒粕・みりん」の回。
注目を集め続けている「酒粕」について学びますよ♪
堀先生による講義
日本酒の歴史や製造工程、種類などのお話から始まりますが、
実はこの日本酒の回は、先生が「酒粕のポテンシャルについてどう伝えるか?」と毎回悩むほど、
奥が深く内容のボリュームが大きいのだそう。
そんな酒粕。世の中には気になっているけれど使い方がわからない方も多いのではないでしょうか?
発酵食大学の講義でも、酒粕の回では毎回必ずといってもいいほど
「どのくらい加熱したらアルコールが飛びますか?」というご質問が出ます。
それだけ意欲的に使ってみたい!という熱が高い食材でもあるのだと実感します。
堀先生が言うに、酒粕は安くてどこでも気軽に入手しやすく、(料理への流用に適し)応用性が高い食材とのことです。
酒粕の使い方として、迷ったらちょい足しがおススメ!
例えば味噌汁やめんつゆなどにちょい足しすることで旨味がグッと加わり美味しくなるのだそう。
そのように初級者でも簡単に取り入れることができる使い方から、もはや達人の域ともいえる上級者向けの使い方についてまで学びました(*^^*)
酒粕の栄養成分
そして、気になる栄養成分ですがもう、本当にすごい!
カスなんて呼んでしまったら申し訳ないほどすごい豊富!
ビタミンB群や、化粧品にも含まれていたりするフェルラ酸、
胃で消化されにくく腸まで届き、食品の油や脂質を吸着して排出するということで注目の成分「レジスタントプロテイン」などなど
美容を気にされている方、ダイエット中の方も積極的に取り入れたい成分がたくさんなのです。
酒粕美容にチャレンジ
皆さんには事前に教材として福光屋さんの福正宗純米吟醸酒粕をお届けしています。
ペースト状になっているので、とても使いやすい商品です♪
これを使って、酒粕パックを体験していただきます。
手の甲にのせてラップをして数分置きます。
アルコールが肌に合わない方にはあまり向きませんが、塗った部分がしっとりすべすべ、真っ白になります!
これからの時期は肘など、肌が出るのでケアしていくのがおススメとのことでしたよ。
酒粕を使った調理デモ
毎日気軽に美味しくいただくことができるレシピをご紹介
<本日のメニュー>
- 酒粕ホワイトソース
- 酒粕豆乳スープ
- 酒粕と豆腐のディップ
このホワイトソース、今回はスープに使いましたが、マカロニを茹でてかければマカロニグラタンにもなるのです。
鶏肉にはもちろん、魚介類にも相性バッチリ♪
酒粕の活用を見た後にも質問が活発に寄せられました。
「お菓子作りに酒粕を使用するにはどうすればいいの?」
「調理効果としてどんなことがあるの?」
などなど。その場で解決できるのがオンライン講義のいいところですね!
次回は「お酢」。
お酢の講義もボリュームありますよ!と先生から予告が(*´▽`*)
次回も乞うご期待です♪