NHKあさイチで大反響!女性にぴったりの栄養ドリンク甘酒

NHKあさイチでも特集された「甘酒」。「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれ、栄養や美容効果が期待される近年人気の発酵飲料です。

近年注目の天然の美容ドリンク甘酒

お米と水、糀のみで作られる甘酒。微生物のパワーによって、まさに「飲む点滴」といわれるほどの栄養成分を含んでいます。
あさイチでの実験でも、4週間飲んだ方のお肌の水分量が増加して、肌のきめが整っていました。また、疲労度が減少している効果もありました。

そんな、美容・健康効果が期待できる甘酒には2種類あります。酒粕に砂糖を加えたものと、米糀から作るもの。
今人気となっているのは米糀の甘酒で、発酵食大学でもこちらをおすすめしています。
実際の発酵食大学の講座や料理教室でも、米糀から作る甘酒を使って実施しています。
砂糖は入っていませんが、糀がお米を発酵させる働きで甘くなり、砂糖に比べてまろやかな優しい甘さが特徴です。
ノンアルコールなのでお酒が苦手な方も、お子さんでも飲むことができます。

甘酒の主な栄養成分とその働き

・ブドウ糖…エネルギー源
・必須アミノ酸…細胞やホルモンの主成分、肌や髪をつくるのに必要な栄養素
・ビタミンB群(B1、B2、B6、ビオチン、葉酸)、パントテン酸…栄養素の代謝・吸収をサポート
・オリゴ糖…整腸作用があり、腸内環境の改善に期待できる。

継続して飲むことで、効果的に栄養補給でき、腸内環境が整い、美肌や便秘解消が期待できるなど、うれしいことばかり。
こうした効果に注目が集まり、女優さんやモデルさんにも愛飲者が多いようです。

自家製甘酒を作ってみよう

市販の甘酒も種類豊富にありますが、甘酒は自宅の炊飯器でも作ることができます。
材料や製法がわかっているから、安心して使用できますよ。

<材料>
乾燥糀:200g
炊きたてのご飯:2合
水:350cc
(生糀:300g、炊き立てのご飯:3合、水:400cc)

<作り方>
1.炊飯器でご飯を炊き、炊きたてのご飯に水を注ぐ。
※炊けてから時間が経っている場合はぬるま湯にするなど調整する。
2.よく混ぜる。
3.温度を63℃~65℃を目安に下げ、糀を入れる。
4.糀とご飯を混ぜて、炊飯器を保温にセットする。
5.炊飯器の蓋を開けたまま、布巾をかけて50~55℃に保ち、10~15時間保温する。途中2~3回かき混ぜる。



発酵食大学のおすすめは、ヨーグルトメーカーを使って作る方法です。
なぜなら、甘酒は温度管理が一番の鍵で、美味しく作るにはちょっとハードルが高いのです。
自動で温度調節してくれるので、材料を入れて時々かき混ぜるだけで、簡単に作れちゃいます。
たくさんの受講生のみなさんを見ていて、結局炊飯器でうまく作れず挫折するという方が多いのです。
スタッフもみんなヨーグルトメーカーを愛用中。

炊飯器派は、「やっぱりヨーグルトメーカーよりも炊飯器の方が美味しくできる」というのですが、ヨーグルトメーカーを使っても、美味しくできるコツをご紹介します。

温度設定:55度ぐらい
時間:10時間~15時間ぐらい
ポイント:内蓋をしない。できれば外ぶたを外して布巾をかける。
仕込みから3時間ぐらいでよく混ぜ、その後可能なら3時間おきぐらいに混ぜる。
(全体でトータル3~4回は混ぜたい)
ヨーグルトメーカーは密閉されているため、蓋を外しよく混ぜることで空気を取り込むことで糀が活発に
働くことができるんです。

スタッフも実証済みですが、混ぜると本当に美味しくできます!ぜひお試しくださいね。
できあがった甘酒は、常温に置いておくと発酵がすすんでしまいますので、冷蔵庫で保存してくださいね。1週間くらい保存ができます。
また、冷凍しておくこともできます。カチコチにならないので、そのまま食べてもアイスのようで美味しいです。
ヨーグルトメーカーで作る甘酒

「作ってみたいけど糀が手に入りにくい」「糀をまとめ買いしたい」という人には乾燥糀が便利。6か月常温保存できるので、材料切れの心配もいりませんよ。
「超多忙でなかなか甘酒を作る時間がない」という人は、市販の甘酒を飲み比べて自分好みの味を見つけちゃいましょう。
素材や製法によって栄養成分や味にかなり違いがありますので、いろいろ試してみてくださいね。
コクがある玄米甘酒、サラリとした風味の糀甘酒など、スーパーでもたくさんの種類が並んでいます。

甘酒はドリンクだけでなく、砂糖の替わりに料理に使うと素材の美味しさを引き立ててくれます。
発酵食大学の甘酒レシピはこちら

作ったり味わったりしながら、甘酒ライフを続けてみてくださいね。

ネットで学べる「発酵食大学 通信部」では、甘酒について詳しく学べます。腸内環境を整える発酵調味料を使ったレシピも満載です。
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