石川の発酵文化に欠かせないお米を学ぼう!【大学10期】

今年は猛暑や台風、地震・・・といった自然災害が非常に多く、自然の力の偉大さと恐さを実感させられる年です。

本日はいつもとは場所を変えて、周囲に美しい田んぼ広がるむっつぼし松任本店にやってきました。



予定では9期の方々が一生懸命植えてくださった稲を収穫するはずでしたが、今年の厳しい猛暑の影響で稲の生育が大変早く、「早く刈ってくれ~」と稲たちが訴え、すでに稲刈りを済ませた後でした。
先を予測するのが難しいというのも農業です・・・。

と、いうわけで本日は「お米と農業」の講義、施設見学と新しいお餅の食べ方を発見しちゃおうというワークショップを行いました。

まずは、本日のものしり博士・株式会社 六星の軽部社長よりご挨拶。

六星は石川県で最も大きい農業法人で、お米の生産からお餅などへの加工や販売まで行っている会社です。
農業を法人化することで、後継者不足などの問題をカバーしています。
高齢化が進む農業人口ですが、六星の平均年齢はなんと34歳!!
若い力で石川の農業を盛り上げています!



営業の浅野さんの農業とお米の講義に皆さん深くうなずいていました。
六星は一次産業である生産、二次産業である加工、三次産業である販売の全てを行っていて、主な商品としてお米とお餅があります。
そこで浅野さんから楽しいお餅のお話。
お餅といえば丸餅?角餅?
地域によって違うのですよ。
東日本は角餅、西日本は丸餅が主だとか。ここ石川はどちらもあるのだそう。
お餅の形で地域性が出るなんて面白いですね~

施設の見学も興味深いものでした。
どの現場も、どこに何があるか一目でわかるようによう整理整頓されていました。



ムダ=モノを探す時間であると考え、ムダを排除するためにこういった取り組みをしているのだとか!


疑問に感じた方多数の、時計の横の「素」という字はとある若手社員の決意表明だそうです。
素を出すぞ!という決意らしいのですが、微笑ましいですよね。

講義と見学を終えそろそろお腹がすいてきたところで、お待ちかねのお餅ワークショップです♪
本日のお餅はコチラ!
じゃん♪



かわいい~!という声があちこちから聞こえてきました!
お餅のお供は塩糀やしょうゆ糀、味噌に甘酒などなど・・・。
どんな食べ方がお好きですか?

引き続き六星のおにぎり弁当でランチタイム!

お土産に今年した収穫した稲穂をいただきました!
稲穂は揚げて食べると美味しいのだそう。
いい香りがします。



ぬか漬けや糀漬けなど、お米が豊かにとれたからこそ根付いた石川県の発酵文化。
秋の実りと共に農業への知識を深めた皆さんでした♪

☆☆☆参加者VOICE☆☆☆
・六星の農業の取り組み方、六次産業として現代に合った方法などとても勉強になりました。
・日本の農業の現場の「生の声」を聞かせてもらったことにより、食卓に上がるまでの大変さがわかりました。感謝を持って食を楽しめます。
・普通に食しているお米のことを勉強したことがなかったので、色々知れて日本人として良かったです。
・大変楽しく美味しい半日でした。米農業を巡る、社会の問題や取り組みを考えるきっかけになりました。

発酵食大学オンラインショップ
通信部