発酵食エキスパート1級を取得し、現在活躍中の皆さんをご紹介します。
原田 亜希子さん（はらだあきこ）
石川県在住
受講のきっかけ
次男が生まれ子どもの育児に追われていた頃、以前手作りした醤油糀が『気軽に作れ、使えて、美味しかった』ことを思い出しました。
毎日のバタバタな生活の中で『糀調味料を使ってもっと楽に食事を作りたい。しかも、手軽に美味しいものが食べたい。』という私のズボラ精神で、たまたま検索してヒットしたのが発酵食大学との出会いでした。
大学は通信で学び、学べば学ぶほど発酵食の奥深さと愉しさに引き込まれていきました。
そんな中、将来は料理教室が少ないここ能登で、『発酵食に特化した料理教室』を主宰できたら…と考えるようになりました。
『発酵を仕事にする』という１つの夢を叶えるために、大学院への門を叩きました。
受講で得たもの
私の想像を超える大学レベルの発酵の奥深さ、全国から集まってきた同期に、「私、大丈夫かな？」と不安になったことを今でも覚えています(笑)。
４日間の学びは、驚きと発見の連続でした。最先端の研究をされている先生の講義は、ミクロレベルの発酵の世界を学ぶことができました。
実習では、料理教室運営のスキルや心構えなどを細かく学ぶことができ、オリジナルレシピ制作では、わかりやすく言語化する難しさと伝える大切さを学びました。
これらの学びを通して、「自分の力で最後までしっかりやり遂げた」という経験が大きな自信に繋がり、大切な土台をしっかりと固めることができたと感謝しています。
現在の活動・将来の夢
現在は、金沢市にあるヤマト醤油味噌様で糀部料理教室の専任講師。
そして、ここ能登で発酵食を使った料理教室を実現しました。
普段、子育て中のママさんと関わる機会が多いのですが、「忙しい時は、スーパーのお惣菜に頼ることもあるけど、すぐに飽きるし美味しくない…。そして、罪悪感もある。」という声を聴くことがあります。
そんな声から、家事代行サービス・おたすけママンの1人として「発酵食を使った身体想いの料理」お届けもしています。
このコロナ禍でますます、おたすけママンの必要性を実感しています。
私はこれからも発酵食を通して、『笑顔いっぱいで心が豊かになるような食卓』を応援できるような活動を続けていきたいと思っています。
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