糀だけで簡単に美味しく!を伝えたい●田澤 安藝子さん

発酵食エキスパート1級を取得し、現在活躍中の皆さんをご紹介します。

●田澤 安藝子さん(たざわ あきこ)
兵庫県在住

受講のきっかけ

現在の職場に勤め始めた頃、お醤油について勉強する機会がありました。私なりにも色々と調べていくうちに「蔵付き酵母」と言う存在を知り、その働きに驚愕しました。
こんな事が現実にあるのか!まるで「となりのトトロ」に出てくるまっくろくろすけが実在して密かにお醤油を作っているような、なんて神秘的でファンタジーなんだろうと感動しました。
これをきっかけに菌がどうやってお醤油を作るのか?発酵ってどう言う事なんだろうと知りたく、どこかで教えてくれる所はないかと検索していたところ発酵食大学に出会えたのです。
京都校の通学コースは楽しく大変満足のいくものだったのですが、さらに専門的な事を学びたいという意欲が高まり発酵食大学院を受講しました。

受講で得たもの

大学院では想像していた以上の知識・経験・感動を得る事が出来ました。
大学教授の授業は専門的なのにとても分かりやすくどんな質問にも丁寧に答えて下さいました。何よりネットで氾濫している情報ではなく“真実”を知れた事が素晴らしいです。
発酵・栄養学・腸内細菌など専門的に学ぶ事で菌の偉大さ・重要性を知りました。菌はあらゆる事と繋がっていて、菌を軸にして考えると食の事、体の事、環境の事等をより深く理解出来ます。
また世の中に溢れる食や健康にまつわる様々な情報に対して正しい目を持てるようにもなりました。
最後に、大学院で真剣に向き合って下さったスタッフの皆様、教授、小紺先生、同期の方達、快く金沢に送り出してくれた家族にとても感謝しています。

現在の活動、将来の夢

大学院を卒業後、自宅でお料理教室『クーパンキッチン』を開催しています。
また職場でも講座開催のお話をいただき、市の公益施設や子育てサークルなどで甘酒や塩糀の活用方法、お味噌作りを教えています。
教えていて実感するのは皆さん“甘酒は飲むかヨーグルトにかけるだけ”、“塩糀はお肉に漬けて使うだけ”で活用しきれてない事です。
「発酵食」がこれだけ流行っているのに実際は毎日の食事に浸透していないのは驚きでとても残念でした。
卒業後も発酵食大学では学ぶ機会が沢山あります。それらを活用し私自身の知識をアップデートしながら発酵の素晴らしさ、糀だけで簡単に美味しくお料理を作れる事、毎日のお料理に使える事を多くの人に伝えたいです。

Instagram :https://www.instagram.com/coopan_kitchen

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