こんにちは!
オシャレ番長のジュンです。
先日出汁の勉強会に参加しました。
先生は武蔵小杉校の堀いずみ先生。
いずみ先生はかつお節でおなじみ「にんべん」さんのアンバサダーでもあります。
出汁については全く勉強したことのないワタシ。
この機会に私も参加させていただきました!
そもそもかつお節ってどうやって作るの?
よく耳にする花がつおってなに?など知っているようで知らないことばかり。
常々よくわからなかったかつお節の種類についてやっとわかりました!
かつお節には2種類
荒節
カビを付けていないかつお節。かつお節用のカビを付けた枯節に比べ、お求めやすい価格で魚の風味がしっかりと残っている。これを削ったものを花がつおという。
本節
かつお節用のカビを付けたもの。
この中でカビ付けを2回以上行ったものを枯節といい、4回以上行ったものを本枯節という。
花がつおってそういうことだったのね・・・商品名かと思っていた・・・
今回はかつお節を実際に削ってみる体験も。
なかなか削りたてのかつお節にお目にかかることはないですよね!
しかもこのご時世、削り器があるご家庭も少ないのでは・・・
と、新鮮なような懐かしいような気持ちでみなさんかつお節削りにトライしました。
さて今回様々な出汁について勉強しました。
出汁には主にこんな特徴があります。
出汁の特徴
・かつお節
豊かな旨みで出汁が主役のお料理に。うま味成分「イノシン酸」が豊富。
・昆布
上品で控えめな旨み。真昆布・羅臼・利尻・日高と産地によってさまざまな種類があり、特徴がある。
旨み味成分「グルタミン酸」が豊富。
・煮干し
かつお節より酸味が弱いが香りが強く濃厚。旨み味成分「グルタミン酸」が豊富。
それぞれを味比べをした中には顆粒出汁もあり、飲んでみたところめちゃくちゃ濃い。
単体で味わうと感じませんが、かつお節や昆布などの出汁に比べると格段と味が強いのです。
今まで意識したことなかったけれど飲み比べると、かつお節や昆布、煮干しの出汁は優しくて体にしみますな・・・
ちなみにかつお節の出汁ってとってもきれい!
そして出汁を取った後のかつお節再利用として作ったふりかけが好評でしたー!
あまじょっぱくておいしい( *´艸`)
ちなみに「かつお×昆布」とか「煮干し×昆布」といったように違う旨みを合わせることで味わいが倍増するとか。
これらの出汁を組み合わせながら、味噌との相性も探ってみましたよ!
左から白味噌・豆味噌・米味噌。
色もさることながら風味も全く違います。
出汁のおいしさを痛感したところで、出汁を取りましょうと思うけれど毎日続けるにはやはり簡単でなくてはですね。
そこで実践しているのがこちらです。
簡単な出汁の取り方
1.こんぶをさっと拭いて端っこを少しちぎる。(切り目を入れる的な)
2.煮干しの頭とおなかをとる。
煮干しは目がきれいで体の表面が黄色く変色していない新鮮なものを選ぶとよい。
3.タッパーとか麦茶を入れるボトルなどに水を入れ、1と2を入れる。
4.そのまま冷蔵庫で1~2日放置。できれば2日おくと濃ーい出汁ができます。
※使う時に少し日本酒を入れて火にかけると煮干しの臭みがとびます。
濃い出汁で作った味噌汁は香りがよくて豊かな気分に♪
体調を崩しがちな梅雨の時期、出汁を活用して体を整えたいものです。