このレシピの作者発酵食大学
調理時間
10分
材料 2〜3人分
| 切り餅 | 4〜5個 |
|---|---|
| トマト缶 | 1/2缶(200g) |
| ツナ缶 | 1缶 |
| 味噌 | 大さじ1 |
| 本みりん | 大さじ1 |
| ニンニク(すりおろし) | 小さじ1 |
| 塩・黒コショウ | 各適量 |
| オリーブオイル | 適量 |
調理手順
- 鍋にトマト缶、ツナ缶を汁ごと、味噌、本みりん、ニンニクを入れて加熱し、軽く煮詰め、味を見て塩、コショウで整える。
- 餅は半分に切って焼くか茹でるなどして柔らかくする。餅を皿に盛り、1のソースを適量かける。
- 好みでオリーブオイルをかけ、あれば刻んだパセリ(分量外)を散らす。
レシピのポイント
- ソースは作りやすい分量で、少し多めにできあがります。余った分はトーストに乗せたり、パスタソースとして活用したりするのもおすすめです。
- ツナ缶は水煮缶を使用していますが、オイル漬けを使っても美味しく作れます。水煮を使うとさっぱりと軽く、オイル漬けを使うとコク増して濃厚な仕上がりになります。お好みに合わせて選んでみてください。
- トマト缶は使いやすいカットトマトを使用しています。ホールトマトで作る場合は、ヘラなどで果肉を軽くつぶしながら煮込んでください。
- お餅は茹でてとろっとした食感にしていますが、トースターで香ばしく焼いてからソースをかけてもよく合います。
- お餅を電子レンジで加熱する場合は、耐熱容器にお餅とかぶるくらいの水を入れ、ラップをせずに600Wで2分〜3分ほど加熱してください。柔らかくなりやすいので、様子を見ながら時間を調整してください。
- 味噌は一般的な合わせ味噌を使用しています。ご家庭でお使いの味噌によって塩味が異なるので、味見をしながら少しずつ量を調整してください。
- トマトの酸味が気になる場合は本みりんの量を増やして調整してください。酸味が和らいで、よりまろやかで食べやすくなります。
- 味噌を使っているので、パセリの代わりに刻んだ小ネギや大葉を散らしてもよく合います。
- ソースが煮詰まりすぎてしまったら、水を少し足して調整してください。逆に水分が多い場合は、好みのとろみになるまで少し煮詰めてください。
- 仕上げに粉チーズを振っても美味しいです。とけるチーズを乗せて、最後にトースターで焼き色を付けると、ラザニア風のアレンジも楽しめます。

このレシピのコツと疑問(Q&A)
ソースは作り置きできますか?
作り置き可能です。清潔な容器に入れて冷蔵庫で3日ほどが保存期間の目安です。お餅にかけるだけでなく、茹でたパスタに絡めたり、トーストに乗せたりしても美味しいです。
ソースに加えると相性の良い具材はありますか?
玉ねぎ、しめじ、ナスなどが特によく合います。冷蔵庫に余っている野菜があれば、みじん切りや薄切りにしてソースと一緒に煮込んでみてください。ボリュームもアップして立派なおかずになります。
みりんがない場合、他のもので代用できますか?
お砂糖やハチミツでも代用可能です。甘みが加わることでトマトの酸味を和らげ美味しく仕上がります。甘さの感じ方が少し違うので、味見をしながら量を調整してみてください。
子ども向けのアレンジはありますか?
トマトの酸味が苦手なお子様には、コーンを加えたり、仕上げに粉チーズをかけたりするのがおすすめです。味がマイルドになって食べやすくなります。とろけるチーズを乗せて焼くのもラザニア風になって美味しいです。
お餅以外にも合いますか?
うどんやご飯にかけてリゾット風にするのもおすすめです。カリッと焼いた厚揚げにかけても美味しいおつまみになります。
生のトマトでも作れますか?
作れますが、トマト缶を使うよりも水分が多く、煮詰めるのに少し時間がかかります。生のトマトを使う場合は、完熟したものを選び、味が薄くならないよう味噌や塩加減を調整してみてください。

発酵食・腸活エキスパートが教えるこのレシピのワンポイント
実はトマトと味噌は、味覚の面でも栄養の面でも非常に相性の良い組み合わせ。トマトのグルタミン酸と味噌のアミノ酸によるうま味の相乗効果で、味がぐっと深まります。
また、お餅(炭水化物)を食べる際に、ツナ(タンパク質)を合わせることで、栄養バランスが整いやすくなるのも嬉しいポイント。寒い季節、体を温めるお餅と味噌のパワーで、美味しく腸活を取り入れてみてください。
いつものお餅の食べ方に飽きてしまった時や、冷蔵庫に余っているお餅を美味しく消費したい時に、ぜひ試していただきたい一品です。
トマト缶とツナ缶、そしていつものお味噌があれば、思い立った時にすぐ作れる手軽さも魅力。
和と洋が調和した新しい美味しさなので、ランチや夜食に、ぜひ作ってみてください。
このレシピの作成者(考案・監修)

発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)
レシピ制作において大切にしていること
2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。
発酵食大学のレシピ本
『発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。







