卵とひじきの混ぜご飯|塩麹で冷めても美味しいごはんレシピ

このレシピの作者発酵食大学

あと一品に迷ったときや、忙しい日の献立に。 塩麹の優しいコクが卵の甘みとひじきの風味をぐっと引き立ててくれる混ぜご飯のレシピです。作り方は、具材をさっと炒めて温かいご飯に混ぜるだけ。塩麹を使うことで、醤油だけでは出せない奥深い塩気が加わり、ふっくらとした仕上がりになります。彩りも豊かなので、食卓がパッと明るくなるのも嬉しいポイント。冷めてもしっとり美味しいので、お弁当やおにぎりにもぜひ活用してみてください。
塩麹で卵とひじきの混ぜご飯

調理時間

20分

材料  2〜3人分

ご飯 400g
2個
乾燥ひじき 5g
油揚げ 30g
塩麹 大さじ1
醤油 大さじ1/2
ゴマ油 大さじ1

調理手順

  1. ひじきはたっぷりの湯で戻し水気を切る。油揚げは食べやすい大きさに切る。
  2. フライパンにゴマ油をひき、溶いた卵を入れ弱めの中火で炒り卵にし、一旦取り出す。
  3. フライパンの汚れを拭き取り、ひじき、油揚げをさっと炒め、卵を戻し塩麹を加え炒め合わせる。
  4. 温かいご飯に醤油を混ぜ、3の炒めた具を加え混ぜる。
  5. 器に盛り、好みで刻んだ小ネギ(分量外)を乗せる。

レシピのポイント

  • 卵は強火で一気に火を通すと固くなりやすいため、弱めの中火で菜箸で混ぜながらゆっくりと火を入れるのがポイント。きれいにポロポロとした細かな炒り卵に仕上がります。
  • ひじきは水ではなく、たっぷりの熱湯に入れて戻すことで、時間の短縮になるだけでなく、ふっくらと柔らかく戻ります。食べた時の食感が良くなり、味も染み込みやすくなります。ひじきをお湯で戻す時間は5〜10分程度です。
  • 油揚げは使う前にキッチンペーパーで表面を軽く押さえるか、熱湯をさっと回しかけて油抜きしておくと良いです。
  • ひじきと油揚げを炒める際、余分な水分を飛ばすようにしっかり炒め合わせると、後からご飯がべちゃっとせず美味しく仕上がります。
  • 塩麹を加えたらしっかり火を通してください。火入れが甘いままご飯に混ぜると、塩麹の酵素の力で時間が経つにつれて酵素の力でご飯がドロドロに溶けてしまうことがあります。
  • 塩麹は塩分濃度13%のものを使っています。最後にご飯と混ぜ合わせたら一度味見をし、薄ければ、塩を適量加えて自分好みの濃さに調整してください。

卵とひじきの塩麹混ぜご飯

よくある質問(Q&A)

お弁当に入れても大丈夫ですか?

冷めても美味しいので、おにぎりやお弁当のご飯としてもぴったりなレシピです。

油揚げの代わりに他の食材を使ってもいいですか?

ツナや鶏ひき肉なども相性抜群です。コクをプラスしたい場合は、厚揚げを細かく刻んで入れるのもボリュームが出ておすすめです。

冷凍保存はできますか?

冷凍保存も可能です。一食分ずつラップに包んでから冷凍用保存袋に入れれば、2週間〜1ヶ月ほど美味しく保存できます。

塩麹がない場合は何で代用できますか?

仕上がりの風味は異なりますが、普通の塩で代用可能です。その場合は、塩麹大さじ1の代わりに塩小さじ1/2弱を目安に加えてみてください。

発酵食・腸活エキスパートが教えるこのレシピのワンポイント

ひじきに含まれる食物繊維は、お腹の善玉菌のエサとなり、環境を整えてくれる腸活に欠かせない成分です。そこに、消化・吸収を助けてくれる塩麹を組み合わせることで、体に負担をかけにくい優しいメニューになります。

加熱することで塩麹の酵素の働きは止まりますが、熟成された旨みはお米の甘みを引き立てて、満足感を高めてくれます。体に優しいものを食べたいときや、野菜不足が気になるときにもおすすめの組み合わせですよ。

パパッと作れて彩りもいい卵とひじきの塩麹混ぜご飯。
塩麹を少し加えるだけで、いつもの混ぜご飯がぐっと深みのある味わいになります。忙しい日のランチや、栄養バランスが気になるときの一品として、ぜひ気軽に作ってみてくださいね。

このレシピの作成者(考案・監修)


発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)

レシピ制作において大切にしていること

2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。

発酵食大学のレシピ本

発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。

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