このレシピの作者発酵食大学
調理時間
15分
材料 2人分
| 切り餅 | 4個 |
|---|---|
| 大根 | 250g |
| ニラ | 20g |
| 好みで七味唐辛子 | 適量 |
| <タレ> | |
| 生姜(すりおろし) | 小さじ1 |
| 醤油 | 小さじ1〜2 |
| 塩麹 | 大さじ1 |
| ゴマ油 | 大さじ1 |
調理手順
- 餅は半分に切る。大根は皮をむいてすりおろし軽く水気を切る。ニラは5mm幅に切る。
- フライパンに油(分量外・適量)をひいて、餅を並べ両面こんがり焼き、皿に盛る。
- 大根おろしを乗せてニラを散らし、混ぜ合わせた<タレ>、七味唐辛子をかける。
レシピのポイント
- 大根おろしの水気は、ぎゅっと絞りすぎず、軽く切る程度にするのがおすすめです。ほどよい水分が残っているほうが、お餅と塩麹のタレがよく馴染みます。
- ニラの独特な辛味が少し気になる方は、先にタレの材料とニラを混ぜ合わせて少し時間を置くか、レンジで20〜30秒ほど加熱してからトッピングしてみてください。
- お餅はフライパンで焼くとカリッと香ばしく仕上がりますが、手軽にトースターで焼いたり、電子レンジで柔らかくしても美味しく作れます。レンジの場合は、お餅を水にくぐらせてから耐熱皿に乗せて加熱すると、くっつきにくくなりますよ。
- 時間が経つとお餅が固くなってしまうので、ぜひ出来立ての温かいうちにお召し上がりください。
- 塩麹は塩分濃度13%のものを使っています。醤油の量は味を見ながらお好みの塩加減に調整してください。

このレシピのコツと疑問(Q&A)
ニラの代わりにネギでも作れますか?
長ネギや小ネギ(万能ネギ)でも美味しく作れます。その場合は小口切りにして、同じようにトッピングしてください。
お餅を電子レンジで加熱する場合の目安は?
切り餅2個なら、耐熱皿に乗せて水小さじ2ほどを回しかけ、ふんわりラップをして600Wで1分〜1分半ほどが目安です。お餅の大きさやメーカーによっても変わるので、様子を見ながら加熱時間を調整してください。
子ども向けに作る場合のポイントはありますか?
生のニラや生姜、七味唐辛子は辛味を感じやすいので、お子様用にはニラをレンジで20秒ほど加熱し、生姜と七味唐辛子を抜いて作ってあげると食べやすくなります。
塩麹がない場合、醤油だけでもいいですか?
仕上がりの風味は異なりますが、醤油だけでも美味しく召し上がれます。塩麹が入ると塩気の中にまろやかなコクと甘みが加わります。もしなければ醤油の代わりにめんつゆを使ったり、ポン酢でアレンジするのも手軽でおすすめです。

発酵食・腸活エキスパートのワンポイント
このレシピの主役はなんといっても大根おろし。大根に含まれる消化酵素(アミラーゼ)には、炭水化物の消化を助ける働きがあり、もち米のデンプンを効率よく分解してくれます。ポイントは生のまま食べること。酵素は熱に弱いので、加熱せずにタレとしてかけるこの食べ方は、お餅による胃もたれを防ぐのに最適です。
さらに、ニラ特有の香り成分「アリシン」は、糖質をエネルギーに変えるのをサポートし、代謝アップや疲労回復にも役立ちます。塩麹のうま味でお餅も野菜も美味しく食べられる、身体をいたわる一皿です。
塩麹の優しいコクと大根おろしのさっぱり感で、重たくなりすぎず、パクパクと食べられますよ。
休日のお昼ごはんや小腹が空いたとき、パパッと作れる一皿として、お餅アレンジのレパートリーに加えてみてくださいね。
このレシピの作成者(考案・監修)

発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)
レシピ制作において大切にしていること
2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。
発酵食大学のレシピ本
『発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。








