このレシピの作者発酵食大学
調理時間
30分
材料 5個人分
| 米粉 | 60g |
|---|---|
| おからパウダー | 20g |
| バナナ(潰す) | 80g |
| バナナ(スライス) | 10枚 |
| 米油 | 30g |
| 卵 | 2個 |
| 本みりん | 30ml |
| ベーキングパウダー | 小さじ1 |
| 純ココアパウダー | 小さじ1 |
| 塩 | ひとつまみ |
調理手順
- ボウルに卵、米油を入れ泡だて器でよく混ぜる。
- 潰したバナナ、みりんを加え混ぜ、米粉、おからパウダー、塩、ベーキングパウダーを加えさらに混ぜる。
- 型に入れ、バナナのスライスを乗せて170℃に予熱したオーブンで20分焼く。
レシピのポイント
- バナナはシュガースポット(黒い点)が出ている完熟のものがおすすめ。自然な甘みと香りが増し、よりしっとり仕上がります。
- ココアパウダーを入れずに作れば、シンプルなプレーン味のマフィンになります。バナナの風味をダイレクトに楽しみたいときはお試しください。
- 本みりんとバナナの優しい甘さを活かした、甘さ控えめのレシピです。朝食のパン代わりにはぴったりですが、おやつとしてしっかり甘みが欲しい場合は、お好みの砂糖を大さじ1〜2ほど追加してください。
- 本みりんのアルコール分は焼く過程で飛びますが、小さなお子様が食べる場合やどうしても気になる場合は、小鍋で沸騰させるか、耐熱容器に入れてレンジで数十秒加熱し、煮切ってから加えてください。
- 今回使用したおからパウダーは、超微粉タイプではなく、スーパーなどで手に入る一般的なタイプです。メーカーによって吸水率が違うため、もし生地がポロポロしてまとまりにくい場合は、水や豆乳、牛乳を小さじ1ずつ足して調整してください。
- 米粉の性質上、冷えると少し生地が締まって硬くなることがあります。翌日以降に食べる場合は、電子レンジで20〜30秒ほど温め直すと、焼きたてのふわふわ・しっとり感が戻ります。
- お使いのオーブンによって火力が異なります。焼き時間は目安にし、調整してください。
- 米粉は波里お米の粉を使っています。使う米粉やおからパウダーによって吸水率が異なりますので、まとまらない場合は少量ずつ水や豆乳、牛乳を足し、ゆるい場合は米粉やおからパウダーを足してください。

このレシピのコツと疑問(Q&A)
どのくらい日持ちしますか?保存方法は?
涼しい場所で翌日まで保存可能です。米粉は乾燥や低温に弱く、冷蔵庫に入れると固くなりやすい性質があります。すぐに食べない場合は、一つずつラップに包んで冷凍保存(約2週間)がおすすめです。食べる時は自然解凍か、電子レンジで温め直すとふわふわ感が復活します。
米油がないのですが、他の油でも作れますか?
サラダ油や太白ゴマ油など、クセの少ない油であれば同様に美味しく作れます。バターを使いたい場合は、同じ分量を溶かしバターにして加えてください。ココナッツオイルを使うと、より風味豊かな仕上がりになります。
みりんの代わりに砂糖を使ってもいいですか?
お作りいただけますが、水分量の調整が必要です。みりん30mlを砂糖(約20〜25g)に置き換える場合は、生地が少し固くなる可能性があるため、牛乳や豆乳を大さじ1〜2加えて固さを調整してみてください。
子どもでも食べられますか?
甘さ控えめでグルテンフリーなので、お子様のおやつにもぴったりです。カフェインが気になる場合は、ココアパウダーを抜いてプレーン味で作るのがおすすめです。また、みりんのアルコールが心配な場合は、ポイントにあるように事前に煮切ってから使用し、甘さがしっかり欲しい場合は好みの砂糖を大さじ1〜2加えてください。

発酵食・腸活エキスパートが教えるこのレシピのワンポイント
発酵のチカラと食物繊維で、体の中からキレイを磨くおやつタイムを
このマフィンの嬉しいポイントは、砂糖の代わりに発酵調味料である本みりんを使っていること。お米と麹菌の力で醸された本みりんは、単なる甘みだけでなく、アミノ酸などのうまみ成分もたっぷり。お砂糖とはひと味違う、奥深くやさしい甘さが魅力です。
また、おからとバナナの組み合わせも、内側からの美しさを意識する方には相性抜群。たっぷりの食物繊維を含むおからと、善玉菌のエサになると言われるオリゴ糖を含むバナナは、毎日のすっきりを応援してくれる頼もしいペアです。
小麦粉を使わないグルテンフリーなので、少し胃腸を休めたい時や、体に優しいおやつを選びたい時にもおすすめ。美味しく食べながら、内側からキレイを目指しましょう。
朝ごはんやダイエット中のおやつに
砂糖を使わない本みりんの優しい甘さと、米粉とおからのしっとりとした食感が味わえるバナナマフィン。ボウル一つで混ぜて焼くだけ。ダイエット中のおやつや朝ごはんに、思い立ったらすぐに作れるレシピです。完熟バナナがあったら、ぜひに焼いてみてくださいね。
このレシピの作成者(考案・監修)

発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)
レシピ制作において大切にしていること
2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。
発酵食大学のレシピ本
『発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。







