【2】栄養たっぷりの甘酒。離乳食にOK? NG? 

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●市販の離乳食ですませちゃダメ?

母乳やミルクを飲んでスクスクと大きくなっていく赤ちゃん。母乳にはカルシウムやタンパク質、ビタミンなどさまざまな栄養が含まれていますが、5~6か月以降の赤ちゃんはさらに多くの栄養が必要になってきます。そのためには大人と同様の固形物が食べれるようにしていかなければいけません。その1年~1年半の期間の段階食が「離乳食」です。

栄養を摂る以外にも、離乳食には、
(1)噛んで飲み込めるようになる
(2)さまざまな味に親しむ
(3)食事の楽しさを覚える
などの目的があります。最近は市販の離乳食も種類豊富に揃っていて、活用しているママたちも多いですよね。でも、本来好ましいのは手作り離乳食。市販のものは味も食感も香りも画一的な傾向があり、赤ちゃんも食べ飽きてしまいがち。ママが作ると同じ食材を使っていても必ず味も固さも違うので、赤ちゃんの舌や脳によい刺激を与えます。これが「食べるレッスン」に最高の教材なのです。
「手作りしても食べてくれないとイライラする」というママは、市販品と手作り品を上手にミックスしてみてはいかがでしょう。

●DNAが呼ぶ? 離乳食の王道はやっぱりコレ

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では、どんな食材が赤ちゃんのスタートフードによいのでしょう? 昔ながらの離乳食というと、思い浮かぶのは、そう「おかゆ」です。主食の中でも「栄養価が高い」「消化吸収がよい」「食物アレルギーの心配が少ない」といいことづくめのお米は日本人の離乳食の王道。歯の発達に合わせて固さが調節できるのも魅力です。野菜や海藻を入れたり、調味料で変化をつけられて、しかも簡単! ママにとっては大助かりの「お米」をどんどん活用しましょう。赤ちゃんがおかゆに慣れてきたら、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な野菜を取り入れます。葉物、根菜、実物へと食材を広げていき、さまざまな食感を体験させてあげてくださいね。

「成長盛りの赤ちゃんに必要なのでは?」と思いがちな「たんぱく質」については、急ぐ必要はありません。赤ちゃんの腸はまだまだ未発達ため、月齢が低いうちはたんぱく質を十分に消化吸収できません。そのなかで比較的取り入れやすいのは、植物性たんぱく質。口あたりも滑らかな「豆腐」なら加熱して使えます。7~8か月からは「納豆」もOK。善玉菌の納豆菌は腸内に乳酸菌を増やす働きがあります。赤ちゃんの腸内バランスを良好な状態にするためにも食べさせたいもの。最初は小さく切ったり、ひきわり納豆などから取り入れていきましょう。

●ママにも赤ちゃんにも。甘酒は離乳期の味方

赤ちゃんが1歳ごろになると「おやつ」が必要になってきます。食事だけでは補いきれない栄養や水分を摂るのが目的。イモ類や果物、乳製品などがよく使われますが、ズバリおすすめは「甘酒」です! お米と米麹のみで作られているので身体への負担は少なく、消化吸収も抜群。ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミン類もたっぷりでまさに栄養の宝庫。腸内の善玉菌によい食物繊維やオリゴ糖も含まれ、赤ちゃんの腸内環境を良好に保ってくれます。

甘酒を与え始めるのは、さまざまな味を覚えた離乳食後期でOK。天然由来の優しい味わいで市販のお菓子のような強烈な甘みはありませんが、「あんなに甘いものを与えて大丈夫?」と気になるママは水で薄めるなどして与えてみてはいかがでしょう。

そして、もう一人、甘酒をおすすめしたいのがママ本人。ママは妊娠中から授乳中まで栄養補給が大切です。「天然のビタミンドリンク」ともいわれる滋養たっぷりの甘酒は、体力を回復させ、育児疲れをすっきりと解消してくれます。毎日飲めば、ママの腸内環境も整ってくるので、母乳育児のママは赤ちゃんにいい影響を与えることにもなります。リラックスタイムにあたたかい甘酒を飲むと、ホッと気持ちがゆるんで、赤ちゃんへの優しい笑顔も多くなるはずですよ。

甘酒は手作りが最高ですが、忙しい時は市販品を利用するのもいいでしょう。ブドウ糖由来の自然な甘味とアミノ酸のコクを持つ甘酒は、砂糖の代用品として料理やお菓子に使えます。育ち盛りの幼児食にもどんどん活用してみてください。

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