米粉の台湾カステラレシピ|ヨーグルトでカロリーオフ!ダイエット中のおやつに

このレシピの作者発酵食大学

口に入れた瞬間シュワッと溶ける、あの台湾カステラを米粉で作ってみませんか?ダイエット中だけど、甘いものが食べたい… そんな時におすすめなのが、今回の米粉とヨーグルトで作るレシピです。通常、台湾カステラはしっとりさせるために多めの油を使いますが、ヨーグルトを加えることで油の量をぐっと控えめにし、コクがありながらもカロリーオフを実現しました。米粉ならではのしっとり感と、ヨーグルトが生み出す爽やかな風味とふわシュワ食感は、一度食べたらやみつきになります。グルテンフリーで身体に優しく、罪悪感なしで楽しめるスイーツレシピをご紹介します。
米粉の台湾カステラのレシピ

調理時間

50分

材料  17cmのパウンド型1台人分

3個
ギリシャ(水切り)ヨーグルト 50g
米油 20g
米粉 40g
好みの砂糖 大さじ3
バニラオイル(あれば) 10滴

調理手順

  1. ヨーグルトと米油を混ぜて湯煎し60度ぐらいに温めておく。(レンジの場合は600w40秒〜1分程度加熱)卵は卵黄と卵白に分けて卵白は冷蔵庫で冷やしておく。
  2. ボウルで卵黄を泡だて器で混ぜ、ヨーグルトと米油を少しずつ混ぜ合わせる。米粉とバニラオイルを入れ全体をよく混ぜ合わせる。
  3. 別のボウルで卵白を泡立て器で混ぜてメレンゲを作る。
  4. 好みの砂糖を3回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。
  5. 卵黄のボウルのほうに卵白を少しすくい入れ、全体をよく混ぜる。残りの卵白を加えゴムベラで切るように全体を混ぜる。(10回ぐらい)
  6. 型に生地を流し入れ、150度に予熱したオーブンに湯をはって30〜35分湯煎焼きする。

レシピのポイント

  • 最後に生地を合わせるときは、せっかくの泡を潰さないよう、ゴムベラで底からすくい上げるように優しく混ぜてください。混ぜすぎないのがふんわり仕上げるポイントです。
  • 生地が水っぽくなるのを防ぐため、ヨーグルトはギリシャヨーグルトか、水切りしたものを使用してください。自分で水切りする場合は、一晩おいて重さが半量になるくらいまでしっかり水分を抜くのがコツです。豆乳ヨーグルトを水切りしても作れますので、お好みのものをお使いください。
  • 焼くと生地が膨らむので、型に敷くオーブンシートは型の高さより2cmほど高くなるようにセットしておくと安心です。
  • 焼き上がったら、縮むのを防ぐために型ごとトンと落として蒸気を抜き、すぐに型から外して冷ましてください。冷蔵庫で冷やすとよりしっとり感が増して美味しいです。
  • 焼きたてはとても柔らかく崩れやすいので、しっかり粗熱が取れてから切り分けてください。
  • カットする際は、包丁をお湯で温めて水気を拭き取り、刃を押し付けずに前後に動かすようにして切ると、断面がきれいに仕上がります。
  • 米粉は共立食品 米の粉を使っています。

米粉の台湾カステラできあがり

このレシピのコツと疑問(Q&A)

表面が割れてしまいました…原因は?

メレンゲを泡立てすぎてしまったか、オーブンの温度が高すぎた可能性があります。次はメレンゲをもう少し緩めにし、オーブンの温度を10度くらい下げて様子を見てみてください。

米油以外でも作れますか?

サラダ油や太白ごま油など、香りのない油であれば代用可能です。オリーブオイルなどは香りが残ってしまうのでおすすめしません。

保存方法と期間は?

水分が多く傷みやすいので、ラップに包んで冷蔵庫で保存してください。2〜3日を目安に食べきってくださいね。冷蔵庫で冷やすと、よりしっとりとした食感が楽しめます。

砂糖の種類は何でもいいですか?

グラニュー糖、きび砂糖、てんさい糖など、お好みのもので大丈夫です。ダイエット中の方はラカントSを使っても美味しく作れますよ。きび砂糖ならコクのある味わいに、ラカントSならよりヘルシーに仕上がります。

米粉とヨーグルトの台湾カステラ

発酵食・腸活エキスパートが教えるワンポイント

通常、台湾カステラは油や牛乳を使いますが、ヨーグルトに置き換えることでカロリーを抑えつつ、生地にしっとりとした保湿性を与えてくれます。グルテンフリーの米粉は消化への負担が少ないため、食後の重たさを感じにくいのも嬉しい特徴。

ダイエット中だけど甘いものが食べたい、腸内環境を気遣いたいという時にぴったりの、心も体も満たされるギルトフリーなおやつです。
ふわシュワの食感と優しい味わいを、ぜひ一度作ってみてくださいね。

米粉とヨーグルトで作る台湾カステラのレシピ動画

YouTubeでも詳しい作り方を紹介しています。

このレシピの作成者(考案・監修)


発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)

レシピ制作において大切にしていること

2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。

発酵食大学のレシピ本

発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。

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