塩麹で基本の鶏の唐揚げレシピ|二度揚げでサクサクジューシー

このレシピの作者発酵食大学

いつもの唐揚げが、塩麹の力で劇的に美味しくなる!酵素の働きで鶏肉は驚くほど柔らかく、噛むほどにうま味が溢れ出します。今回ご紹介するのは、調味料3つで簡単に作れる「塩麹唐揚げ」の基本レシピです。ポイントは二度揚げと余熱調理。外はカリッと、中は肉汁たっぷりに仕上げるコツをマスターすれば、冷めても美味しいのでお弁当にも最適です。お店のような絶品塩唐揚げを、ぜひご家庭で楽しんでください。
塩麹の鶏のから揚げ完成

調理時間

25分(漬け込み時間を除く)

材料  3〜4人分

鶏もも肉 500g
塩麹 大さじ2
大さじ2
ニンニク(すりおろし) 小さじ2
片栗粉 大さじ6
揚げ油 適量

調理手順

  1. 鶏肉はひと口大より大きめのぶつ切りしてボウルに入れる。
  2. 塩麹、酒、ニンニクを加えよくもみ込み30分以上漬け、片栗粉をまんべんなくまぶす。
  3. 揚げ油を150度に熱し、鶏肉を入れて4分程上下を返しながら揚げる。
  4. 一旦取り出し、油を160度に上げてから再度油に入れて、2分程揚げる。
  5. バットにあげて油を切り、アルミホイルをかぶせて2~3分程置く。

レシピのポイント

  • 衣は細部まで丁寧に 片栗粉をまぶす際、皮と身の間にも粉をはたき込んでください。揚げた時にこの部分がカリカリの食感になり、アクセントになります。
  • 塩麹は糖分を含んでおり、通常の唐揚げよりも非常に焦げやすい性質があります。まずは150度の低温で、色づきすぎないようにじっくり火を通すのがコツです。
  • 一度取り出してから、少し温度を上げた油(160度)で二度揚げすることで、ベチャッとならずカラリとした食感に仕上がります。
  • 揚げたてをすぐに切ると肉汁が逃げてしまいます。アルミホイルをかぶせて2〜3分休ませる(余熱調理)ことで、中心までふっくら火が通り、冷めても柔らかい唐揚げになります。
  • 塩麹は塩分濃度13%のものを使っています。
温度計がない時の油の温度の見極め方
  • 150度(1回目): 菜箸を油に入れた際、箸先から細かい泡が静かにフツフツと出る状態です。衣を落とすと、底まで沈んでからゆっくり浮き上がってきます。
  • 160度(2回目):150度より少し火を強め、箸全体から絶え間なく泡がシュワシュワと出る状態です。衣を落とすと、底まで沈んですぐに浮き上がってきます ※塩麹は焦げやすいため、高温になりすぎないようご注意ください。
片栗粉の量で食感が変わります!お好みで調整を

片栗粉の量はは、目指す食感によって変わります。その日の気分で変えてみるのもおすすめです。

  • 多めにつけると、竜田揚げのような、衣が厚くザクザク、ガリッとしたハードな食感になります。衣が肉汁をしっかり閉じ込めるため、お弁当に入れたり、時間が経ってから食べる場合におすすめです。粉っぽさが残らないよう、揚げ油の温度管理に気をつけましょう。
  • 少なめにつけると、素揚げに近い、鶏肉のダイレクトなうま味を楽しめます。油切れがよく、さっぱりと軽い口当たりに仕上がります。衣が薄いぶん、塩麹の効果で焦げやすくなるため、より慎重に揚げる必要があります。
  • 基本の目安:全体に白く粉がつき、余分な粉を軽くはたき落とした状態がベストバランス。カリッと感とジューシーさの両方を味わえます。

塩麹の鶏の唐揚げにレタスが敷かれている

よくある質問|塩麹唐揚げを失敗なく作るコツ

一晩漬け込んでも大丈夫ですか?

はい、むしろ一晩漬けるのもおすすめです!このレシピは濃すぎない優しい配合にしているため、長時間漬け込んでも味が濃くなりすぎる心配はありません。一晩置くことで麹の酵素がじっくり働き、30分漬けの時よりもさらに鶏肉がしっとり柔らかく仕上がります。前日の夜に仕込んでおけば、翌日は揚げるだけなので楽ちんですよ。

鶏むね肉でも美味しく作れますか?

実は鶏むね肉こそ、塩麹との相性が抜群です!パサつきがちな鶏むね肉ですが、塩麹の酵素がタンパク質を分解するため、驚くほどしっとりジューシーに仕上がります。このレシピの分量のまま、むね肉に置き換えて作ってみてください。節約レシピとしても優秀です。

液体塩麹を使う場合の分量は?

基本的に同量でOKです。粒のある塩麹と同じく、大さじ2を使用してください。液体タイプは焦げにくく、衣のつきも均一になりやすいため、初心者の方には特におすすめです。

塩麹がついていると焦げやすいのですが…

拭き取らずに低温で揚げましょう。塩麹を洗い流したり拭き取ったりすると、せっかくの旨味も落ちてしまいます。焦げを防ぐポイントは、レシピ通りの150度からのスタートです。高温の油にいきなり入れないことが最大のコツです。

片栗粉を米粉で代用できますか?

代用可能です。お弁当用なら米粉もおすすめです。米粉で作ると、衣が薄くスナックのような軽い歯ざわりになります。湿気を吸いにくいため、時間が経っても衣のサクサク感が長続きしやすいのが特徴です。冷めても美味しいを重視するなら、あえて米粉を選んでみるのも正解です。

少ない油で揚げ焼きにしても作れますか?

はい、可能です。ただし火加減に注意が必要です。塩麹は糖分を含んでおり、鍋底に直接触れる揚げ焼きは通常の唐揚げよりも非常に焦げやすくなります。失敗しないコツは以下の3点です。

  • 肉を平らにする:火が通りやすいよう、少し平べったく切るか、広げて入れます。
  • 油の量:お肉の厚みの半分程度が浸かる量は入れてください。
  • 弱火でこまめに:たっぷりの油で揚げる時よりも弱めの火にし、こまめにひっくり返しながらじっくり火を通してください。

発酵食・腸活エキスパートが教えるこのレシピのワンポイント

塩麹の酵素は、お肉のタンパク質を分解してアミノ酸(うま味成分)を増やしてくれます。
また、麹菌が作り出す酵素が、お肉を柔らかくしつつ、栄養素を体が吸収しやすい形に変えてくれています。
しっかり噛んで食べることで唾液の分泌も促され、腸内環境を整えるスイッチに。
タンパク質を効率よく摂りたい方にこそ、ぜひ塩麹で味付けした唐揚げを作ってみてくださいね。

このレシピの作成者(考案・監修)


発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)

レシピ制作において大切にしていること

2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。

発酵食大学のレシピ本

発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。

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