このレシピの作者発酵食大学
調理時間
35分(漬け込み時間は除く)
材料 作りやすい分量人分
| 新生姜 | 250g |
|---|---|
| 塩(下ごしらえ用) | 小さじ1/3 |
| <甘酢> | |
| 昆布出汁 | 100ml |
| 酢 | 100ml |
| 粗糖(砂糖) | 大さじ4 |
| 塩 | 小さじ1/3 |
調理手順
- 新生姜は切りやすい大きさに折ってからさっと洗い、茶色くなっている皮の部分があればスプーンでこそげとる。
- 新生姜の赤い部分を少し残すようにして先端を切り落とし、包丁やスライサーなどで繊維にそって、できるだけ薄く切る。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、切った新生姜をさっと1~2分ほどゆでる(薄ければ1分、少し厚みがあれば2分が目安)。
- 3をできるだけ大きめのザルに上げ、しっかりと水気を切ってから、ザルの中で箸を使って新生姜を広げて塩小さじ1/3を全体にふりかけまんべんなくなじませる。
- <甘酢>の材料を小鍋に入れサッと沸かす。甘酢と生姜ともに冷めるのを待つ。
- 4の生姜をしっかり手で絞り、清潔な容器に5の<甘酢>とともに入れる。冷蔵庫で保存し、半日たてばできあがり。
レシピのポイント
- 甘酢に使う昆布出汁は、水150mlに対して3cm四方の昆布を合わせて用意します。あらかじめ水に浸けておく水出しでも、火にかける煮出しでも、お好みの方法で大丈夫です。
- 新生姜はとても傷みやすい食材です。先端や表面が乾いていたり、茶色く変色したりしているものは避け、全体にハリがある新鮮なものを選んでください。
- 新生姜の先端にある赤い部分は、ほんの少し残してスライスするのがポイントです。この赤色が甘酢に溶け出すことで、ガリ特有の淡いきれいなピンク色に染まります。ただし、この部分は食べると少し硬いため、先端を軽く切り落とす程度で調整してください。
- 繊維に沿ってできるだけ薄く切ることで、口当たりの良いガリに仕上がります。包丁で難しい場合はスライサーを使うと、厚みが均一になり失敗がありません。
- 茹で時間は生姜の厚みで調整しましょう。1分だとシャキシャキ感と辛みが強めに残り、2分だと辛みが和らぎ食べやすくなります。
- 茹で上がった後の塩ふりは、生姜がまだ熱いうちに行ってください。熱いうちに塩をまぶすことで、余分な水分がしっかり抜け、味なじみが格段に良くなります。
- 甘酢に漬ける直前には、手でギュッと生姜の水分を絞りきりましょう。水気が残っていると味がぼやけたり、傷みの原因になったりします。
- 完成したガリは清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。約1か月ほど美味しく保存可能です。

このレシピのコツと疑問(Q&A)
ピンク色に染まらないのですが、何が原因でしょうか?
新生姜の先端にある赤い部分が少なかったり、切り落としてしまったりすると色がつきにくくなります。また、漬けてすぐは色が薄いですが、数時間から半日ほど経つとゆっくりピンク色に変わっていくので、少し時間を置いて様子を見てみてくださいね。
辛いのが苦手なのですが、もっとマイルドにする方法はありますか?
辛味を抑えたいときは、茹で時間を2〜3分と少し長めに設定してみてください。また、茹でた後に1〜2分ほど水にさらすと辛味が抜けてさらに食べやすくなります。ただし、水にさらした後はよりしっかり水分を絞るのが、味をぼやけさせないポイントです。
新生姜ではなく、通年売っている普通の生姜でも作れますか?
作ることはできますが、普通の生姜(ひね生姜)は新生姜に比べて繊維が硬く、辛味もかなり強いのが特徴です。もし普通の生姜を使う場合は、できるだけ薄くスライスし、茹で時間を長めにしてしっかり辛味を抜くように工夫してみてください。
残った甘酢(漬け汁)がもったいないのですが、再利用できますか?
生姜の爽やかな風味が移った甘酢はとっても万能です。捨てずに、醤油やオイルを足してドレッシングにしたり、きゅうりやわかめの酢の物に使ったりしてみてください。南蛮漬けのタレとして使うのもおすすめですよ。
保存容器はどのようなものを選べば良いですか?
お酢の酸に強いガラス製やホーロー製の容器が理想的です。プラスチック容器は色や匂いが移りやすく、酸で劣化することもあるため、長期間保存する場合は避けたほうが安心です。

発酵食・腸活エキスパートが教えるこのレシピのワンポイント
生姜には食物繊維が含まれており、腸内環境を整える土台づくりをサポートするといわれています。また、お酢を組み合わせることで、消化を助けたり、食欲を引き出したりする働きも期待できます。さらにお酢には、食後の血糖値の上昇を穏やかにする作用が報告されているほか、酸味の主成分であるクエン酸がエネルギー代謝に関わり、疲労感の軽減をサポートするとされています。体に嬉しいメリットが多く、食事を心地よく楽しみたいときに寄り添ってくれる存在です。
手作りのガリは、市販品に比べて余分な添加物を抑えられ、生姜本来の風味や栄養をシンプルに味わえるのも魅力。新生姜ならではのみずみずしい食感と爽やかな辛みが、口の中をさっぱりと整え、食事の合間のリフレッシュにもぴったり。美味しさと心地よさの両方を叶えてくれる一品として、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。
動画で見る新生姜の甘酢漬け(ガリ)のレシピ
YouTubeでも詳しい作り方を紹介しています。
このレシピの作成者(考案・監修)

発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)
レシピ制作において大切にしていること
2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。
発酵食大学のレシピ本
『発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人こそ、発酵食品がおすすめです。
塩麹・醤油麹・酒粕・甘酒を使ったレシピ90点掲載。
料理が美味しくなるのはもちろん、色々な調味料を使わなくていい、簡単に味が決まる、腸の働きをよくしてくれるなど、発酵調味料を使った料理はいいことづくめ。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。
レシピ本を購入してくださった方の声
- 冷蔵庫で眠っていた塩麹や玉ねぎ麹、賞味期限を気にしなくても使い切れますね。
- 材料が少なくてとにかく簡単!
- 頑張らなくても野菜がたくさん食べられます。
- 添加物だらけの調味料とサヨナラして健康になれそう。
- あと一品欲しい時に重宝します。
など、発酵調味料を使った料理のハードルが下がったというレビューをたくさんいただいています!詳細はAmazonレビューをご覧ください。








