炊飯器で甘酒の作り方

このレシピの作者発酵食大学

甘酒を手作りすれば自分で材料を選べる点で安心感があり、麹や水の割合を調整して自分好みの甘さやとろみ具合にアレンジできるのが魅力。炊飯器があれば簡単に作れるので、気軽に挑戦してみましょう。美味しい甘酒を作るにはとにかく温度管理が重要。保温温度は60度程度をキープするようにしてください。

レシピについて

麹の酵素は70度以上になると失活してしまうため、ご飯に水を加えてから必ず65度以下になっているか確認してください。こまめに温度計で確認しながら作りましょう。
途中数時間おきにかき混ぜるほうがだんぜん甘く仕上がります。
完成したら清潔な保存容器やジッパー付き袋に移し、冷めてから冷蔵または冷凍保存します。
保存期間は冷蔵庫で1週間が目安です。冷凍なら2〜3か月程度です。

調理手順

  1. 炊飯器の内釜に温かいご飯に水を入れてよく混ぜる。
  2. 温度が65〜60度くらいに下がったら、米麹を加えてよく混ぜる。
  3. 炊飯器を保温にセットする。
  4. フタを開けたままふきんをかけ、10時間保温する。途中数回かき混ぜる。

材料  作りやすい分量人分

米麹 200g
炊いたご飯 2合(700g)
水(乾燥麹の場合) 350ml
水(生麹の場合) 270ml
ヨーグルトメーカーでの作り方はこちら

 

このレシピの作成者(考案・監修)


発酵食大学レシピ開発チーム
(発酵食エキスパート在籍)

レシピ制作において大切にしていること

2013年から発酵食品のレシピ制作に関わっている発酵食大学の講師やスタッフが、「簡単で美味しくて、ヘルシー」をモットーに制作しています。
スーパーで気軽に手に入る食材を使い、忙しくても誰でも手軽に作ることができるレシピを心がけているので、日々のご飯づくりに参考にしていただけたら嬉しいです。
食物繊維と発酵食品を毎日コツコツ取り入れて「毎日菌トレ!」を目指しましょう。

発酵食大学のレシピ本

発酵食大学の旨うまレシピ』がKADOKAWAから出版されています。毎日の料理が面倒な人、時間がない人こそ作ってほしい発酵の力を生かした、ヘルシーなレシピを紹介。

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