ここ最近の社会情勢により輸入小麦の価格が上がり続いていて、今後しばらく小麦粉の値上げが続く見込みなのだとか。
そうなると気になるのが小麦製品の価格ですね。
パンやうどん、パスタや焼きそばにケーキやピザなどなど、小麦粉を使用した商品の値上がりが続けば家計に大打撃です。
そうした中で最近注目されているのが、「米粉」の存在。
価格高騰が続く小麦粉と比べ、米粉の価格は安定しているのだそう。
米粉が注目されているのは、グルテンフリーの食習慣の方も増えていることももちろん要因のひとつとして考えられます。
これまでパンやうどんなど小麦粉一辺倒だったものに米粉が使用されるケースも見受けられ、材料としての米粉そのものも市販されるようになってきています。
米粉を使った料理の特徴
米粉はグルテンを含まないので、ダマになりにくく、片栗粉よりもさらっとしたとろみをつけたいとき、ホワイトソースを作るのにもおすすめです。
また、揚げ物の衣に使うと、小麦粉や片栗粉よりも粒が細かいので、油を吸収しにくく、サクッとした軽い仕上がりになります。
パンケーキやパウンドケーキ、マフィンなど、お菓子を作る際に使うともっちりとした食感に、クッキーなどは軽く、サクサクとした食感に。
小麦アレルギーの方やグルテンフリーの食事をされている方も安心してお使いいただけます。
米粉を使用したレシピ10品をご紹介
おかずからスイーツまで、米粉と発酵食品を組み合わせたレシピをご紹介します。
米麹や酒粕はお米が原料に含まれていますので、米粉とも相性抜群。
どれも手軽な材料で簡単にできるものばかりです。
酒粕と塩麹の万能ホワイトソース
生クリームやバターを使わない、酒粕のコクがアクセントのホワイトソース。アルコールを飛ばしているので、お酒が苦手な方でも使えます。シチューやグラタン、パスタ、ドリアなど色んな料理に使えるの、多めに作っておくと便利ですよ。
甘酒とココアの米粉パウンドケーキ
甘酒とココアを使用した簡単スイーツ。混ぜて焼くだけでできるので、思い立ったらすぐ作れます。小腹がすいたときやおやつ以外にも、甘さ控えめなので朝食のパン代わりにもおすすめです。
甘酒の米粉パンケーキ
砂糖や牛乳を使わずに甘酒をたっぷり使ったパンケーキ。米粉を使っているので、もちもち食感の優しい甘さ。塩麹の塩気がアクセント。発酵あんこや甘酒などをトッピングして簡単に朝ごはんやおやつの完成です。
塩麹で米粉のニラチヂミ
生地にもタレにも塩麹を使ったニラチヂミ。米粉でもちもちに、仕上げのゴマ油でカリカリに。手軽な材料で簡単に作れます。夕食のおかず以外にも、お昼ごはんやお弁当、おつまみにもおすすめです。
米粉の酒粕パウンドケーキ
食物繊維豊富で美容効果が期待されている酒粕を使ったパウンドケーキ。バターや牛乳を使わなくても、風味の良い酒粕のコクが加わり美味しく焼き上がります。米粉を使うことでもっちり、しっとり仕上がります。
塩麹で米粉のニンジンパンケーキ
ニンジンを使った色のきれいな食事系のパンケーキ。ほんのり塩気がきいて、生地の甘さはニンジンの素材の甘みを生かしています。手軽に作れて朝食にぴったり。お好みでメープルシロップやハチミツをかけてお召し上がりください。
甘酒で米粉蒸しパン
甘酒で米粉のバナナマフィン
砂糖・小麦・卵・乳製品なし。甘酒とバナナを使った優しい甘さの米粉マフィン。アレルギーがあっても食べられるので、お子さんのおやつにもぴったり。朝食にもおすすめです。
甘酒と塩麹で米粉のケークサレ
朝食にぴったり!お食事系ケーキケークサレを米粉と麹調味料で作りました。甘酒の優しい甘さと塩麹の塩気がアクセント。卵や小麦粉を使用していないので、もっちりとした食感に仕上がります。
塩麹と米粉で揚げないかき揚げ
ニンジンとタマネギを使った米粉で作る揚げないかき揚げ。小麦粉・卵不使用。グリルやオーブントースターで焼くので、調理後の片付けも楽ちん。使う油は少量なので、ヘルシーな軽い仕上がりです。
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